VOICE
仕事の合間、移動時間、夜9時からの実技練習…
時間を有効に使い、ひたむきに学んでいます。
鍼灸マッサージ師
宮川 拓也 さん
東洋医療総合学科2部(夜間)2024年卒業
- 在校生
- 夜間
入学前は社会人
スポーツ分野で活躍の場を広げるために、資格取得を決意。
サッカーに打ち込んできた私は、トレーナーに興味を持ち、大学で予防医学や健康科学、トレーニング科学などについて学びました。
大学卒業後は、高齢者を対象とした生活習慣病予防のための健康運動指導を行っていましたが、対症療法だけでなく痛みや疾患を未然に予防する鍼灸治療に興味を持つようになり、治療を行うための国家資格の取得をめざして専門学校で学ぶことを決意しました。
「基礎を徹底的に指導する」という姿勢に惹かれ、東京衛生に入学。
学校を選ぶ際は、「働きながら通える夜間コースがあること」「鍼・灸・マッサージの3種類の資格取得をめざせること」を条件に探していきました。インターネットで検索し、一番興味を惹かれたのが「基礎を徹底的に学べる」と記されていた東京衛生でした。
プロとして活躍するスポーツ選手たちも、「基礎を身に付けることが一番大事」と口を揃えて言っていますから、この学校なら質の高い技術を習得できるのではないかと感じたのです。
実際にオープンキャンパスで体験授業を受けた際、「国家資格対策を中心に行う学校はたくさんあるが、東京衛生では実際の臨床現場を想定した実技なども教えていく」と先生が仰っていたのを聞き、期待は確信に変わりました。
仕事と勉強の両立は大変ですが、充実した毎日を過ごせています。
月曜日から土曜日までフルタイムで働きながら、夜間部で学んでいます。日曜日以外は、日中に勉強時間を確保することが難しいため、仕事の休憩時間や移動時間などを利用して、こまめに専門知識をインプットするようにしています。
自分は器用ではなく、他の人よりも時間を使って実技の練習に励む必要があると思っているので、夜の授業後の実技室開放の時間(21時~)には極力、練習を行うようにしています。なかなか難しく、うまくいかないことも多いですが、先生やクラスメイトからアドバイスをもらいながら、ひたむきに取り組んでいます。
仕事と勉強を両立させるのは大変ですが、忙しいと言ってしまえばそれまでです。自分で「学びたい!」と思って決めたことなので、全く苦ではありません。
将来は年齢や性別、運動経験の有無など関係なく、どのような人にも対応できる技術力と人間性を身に付けた鍼灸マッサージ師になりたいと考えています。
(1年次の2月に取材した記事です)