トップページ VOICE 蓮 ゆりか

VOICE

蓮ゆりか

東洋医学の知識と技術を身につけて、
たくさんの人を幸せにしたい。

鍼灸マッサージ師

蓮 ゆりか さん

東洋医療総合学科1部(昼間) 2020年卒業

  • 在校生

入学前は社会人

国家資格を取ってきちんと治療がしたい。

人を癒すこと、体に触れることが好きだったので、アロマセラピーやリフレクソロジーを学び、リラクゼーションを提供する仕事をしていました。しかし、リラクゼーションの世界には国家資格がなく、「治療行為」として施術をすることはできません。人を健康にしたいのに、踏み込んだアプローチができない…そんなことを思い悩んでいる時に出会ったのが、「中医学(中国伝統医学)」とアロマセラピーを融合させた「中医アロマ」でした。中医学の面白さや奥深さに夢中になり、そこから東洋医学の興味へと広がっていきました。東洋医学を学び、鍼や灸の技術を身につけたら更に自分の幅も広がると思ったこと、そして、国家資格を持ってきちんと治療ができる資格を得たいと思い、資格取得を決意しました。

学校選びのポイントは「資格」と「先生」。

衛生学園を選んだのには、いくつか理由があります。まず、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の3つの国家資格取得をめざせること。そして、中医学の第一人者である兵頭明先生が衛生学園に勤務されていたことです。入学前に兵頭先生が執筆した本を読んでいたので「ここなら安心して勉強できる」と思いました。
また、体験入学に参加したとき、学校の雰囲気がとても良く、在校生も先生もみんなこの学校が好きなんだろうなあ、という印象を受けました。国家試験合格率や就職率も高かったので、ここならしっかり学べると確信して入学を決めました。

努力した分だけ成長を実感できる日々。

一番印象に残っているのは、1年生の「体験学習」です。治療院に伺い、治療体験、見学を通して現場を学びます。そこで、衛生学園の卒業生でもある院長が「どんなに優秀な他校の学生よりも、衛生学園の学生を採用したい」とおっしゃったのです。在学中に求められるレベルが高く、技術がしっかり身についているので、安心して採用できるのだそうです。同じ3年間でも、それほど学ぶ内容に差が出るのだと知りました。
実際に、座学では毎週のように小テストがあって、定期的に実技のチェックもあります。ひとつひとつをクリアしていくのは、正直大変です。それでもクラス全員で支えあいながら学べていますし、先生方が細やかに指導してくださるので努力した分だけ確実に成長できていると実感しています。入学して本当に良かったです。

みんなが「幸せになれる空間」を作りたい。

学べば学ぶほど、東洋医学の奥深さを感じます。例えば、東洋医学には「未病」という概念があります。病気になる手前の状態のことを言いますが、この概念はしっくりきました。病院へ行っても異常が見つからず、不調を感じながら生活を続けることもありますが、東洋医学の視点で見ると「体に水分が溜まりすぎている」「ストレスで気が滞っている」など、何が不調を引き起こしているのかを把握することができます。
そんな東洋医学の知識と技術を活かして実現したいのは、「幸せになれる空間をつくること」。これまでに学んだ、アロマセラピーやリフレクソロジーなどを融合させて、薬膳カフェや癒しグッズ・雑貨を提供する空間をつくりたいです。不調を治すだけでなく、元気なときにも気軽に寄れる場所があれば、みんながもっと幸せな気持ちになれると思うんです。そのためにも、東洋医学をしっかり学び、知識と技術を徹底的に身につけていきたいです。

厳しいけど、しっかり支えてくれる学校です。

ここは、知識と刺激を与えてくれる場所です。最終的には自分で頑張るしかないですが、成長するための課題を与えてくれて、それを乗り越えるためにしっかりサポートしてくれます。先生の面倒見の良さ、明るさもこの学校の魅力です。テストや課題が多くて大変な部分もありますが、一方で学ぶことの楽しさも感じています。私は追い込まれないと頑張れないタイプなので、そういう意味でも合っているのかもしれません。他校へは行ったことはありませんが、私はこの学校が大好きです。
(1年生の時に取材、まとめた記事です)