トップページ VOICE 在校生インタビュー:鍼灸マッサージ師をめざす東洋医療総合学科1部(昼間部)・立石さん

VOICE

東洋医療総合学科1部(昼間部)・立石さん

営業職からのキャリアチェンジ。
手に職をつけて、治療家として誰かを支えたい。

鍼灸マッサージ師

立石 康子 さん

東洋医療総合学科1部(昼間)
3年生

  • 在校生

入学前は社会人

高いスキルを身に付けて、患者様を自分の手で支えたい。

大学卒業後にハウスメーカーの営業を4年間勤めたのち、製薬会社の営業職におよそ10年携わりました。
もともと医療に関する仕事に興味があり、この会社でキャリアを積んでいこうと考えていたのですが、
その一方で患者さまを直接支えることができない歯がゆさも感じていました。

東洋医療に興味を持ち始めたきっかけは、皮膚疾患を患った際に、
西洋医学だけでなく東洋医学的な観点で診てくださる先生に治療してもらったことでした。
舌や脈を診て体がどんな状態かを診断してもらい、それを改善していくことで皮膚の状態も良くなりました。
対症療法ではなく根本治療の可能性を感じ、東洋医療についてもっと知りたいと思うようになりました。

また、全身のメンテナンスを目的に鍼治療に通っていたのですが、
自分では気づいていなかった不調が改善することがあり、鍼治療の奥深さを感じていました。

東京衛生の学校見学に行ったのは、その頃です。
私と同じように、治療家をめざして他校で学んだ知人に相談したところ、
「東洋医療を学ぶなら、東京衛生がいいと思う。学費の都合がつくなら、私もこの学校を選んでいた」
という話を聞き、学校見学を申し込んだのです。

職員の方のお話を聞いて、高いスキルを身に付けられれば、
治療家として独立するというのは決して無理ではないことを理解できました。

尻込みする気持ちもありましたが、強く応援してくれる友人の存在もあり、
自分の手に職を付けて、直接身近な人たちや患者さまを楽にできるかもしれない。
そんな想いが沸き上がり、入学することを決めました。

先生方のような「治療家の手」をめざして、努力を重ねています。

入学を決めてから1年間は、仕事の引継ぎ業務などを行いながら学費を貯めていきました。
10年ほど務めた会社だったこともあり、引き留めてくれた同僚も少なくありませんでした。
でも今は、私の決断は間違っていなかったと確信しています。

十数年ぶりの学校生活を通して感じたのは、これまで自分が目にしてきた世界は狭かった、ということです。
クラスメイトの中には、前職では関わることのなかった若い方もいますし、
さまざまなキャリアを積んできた社会人経験者もいます。彼らとともに学ぶのは、とても刺激的です。

実技では先生方の手技を間近で見て、その繊細さに感動しながら
「治療家の手をつくるには、相当な努力を重ねなければいけないんだ」と思いました。
勉強は確かに大変ですが、先生方からは「優秀な治療家を育成したい」という熱意が感じられますし、
その想いに応えたいと必死になることができます。
このような環境に身を置けて、本当に良かったと思っています。

目標は、東洋医療の素晴らしさを多くの人に伝えること。

卒業後の目標は、先生方のような鍼灸マッサージ師になることです。
一流の技術と、豊富な知識をできる限り吸収できるように貪欲に学んでいきたいと考えています。
また、世の中にはまだ鍼灸に対するネガティブな先入観をいだいている方も多くいらっしゃると思うので、その良さを広く伝えていける治療家になりたいです。

私は決して勉強が得意な方ではありません。
しかし、先生方は根気よく、手厚くサポートしてくださいます。
また、社会人経験者でも快く受け入れてくれて、ともに支え合える仲間たちもいます。
私と同じように、鍼灸マッサージ師に興味を持った社会人のみなさんには、ぜひ東京衛生をおすすめしたいと思います。

(1年生の時に取材した記事です)