トップページ VOICE 金子 澄々香

VOICE

金子さん

361のツボを暗記し、鍼も上達。
技術と知識が確実に身につきます!

鍼灸マッサージ師

金子 澄々香 さん

東洋医療総合学科2部(夜間)2年生
(東京都立広尾高校 卒業)

  • 在校生
  • 夜間

入学前は高校生

幼少の体験が導いてくれた鍼灸師への道

小さい頃、家族にマッサージをして「気持ちが良い」「体が楽になった」と喜ばれたことがうれしく、将来は人の役に立つ仕事に就きたいと思うようになりました。
鍼灸師に興味を持ったのは、高校時代。
鍼灸師資格を持つ部活のトレーナーの影響で、高齢者の方の体の痛みや不調を和らげたり、病気を予防できる鍼灸師をめざそうと決めました。

鍼灸あん摩マッサージ指圧師の3資格を同時取得できることが決め手に

東京衛生への進学を決めたのは、あん摩マッサージ指圧師と鍼灸師の3つの国家資格を同時に取得できるからです。
体験授業や学校見学では、「確かな技術を身につけられるが、他校に比べて課題も試験も多く大変なので覚悟をもってください」と説明を受け、この学校でなら医療人に必要な技術と心構えを学べると思いました。
また、先生方が親身に相談に乗ってくださったことも、決め手になりました。

移動時間を活用してコツコツ勉強

これまでの学校生活で真っ先に思い出すのは、経穴の授業です。
この授業では、体にある361個ものツボの名前と位置、それぞれのツボがどの臓器に効果があるのかを覚えなければなりません。
私は夜間の授業を受けているので、電車での移動時間を利用して少しずつ暗記しました。ひたすら覚えるのは大変でしたが、ツボの名前の由来や効果を教わるたびに、知識が身についていく感覚が楽しく感じられました。

夏休み中、トイレットペーパーに鍼を50本刺す課題に取り組んだこともよく覚えています。
最初は、真っすぐに刺すことができず、鍼を折ってしまうこともありました。
でも、50本刺し終えた後は体に鍼を刺しやすくなり、基礎的な技術が確実に身についていると感じました。

明るい先生のご指導のもと、楽しみながら勉強に励む

日々、テストや宿題が多いので、大変だと感じることは少なくありません。
それでも前向きに取り組み、知識と技術が身につきつつあるのは、先生方が気さくで明るく、授業中も質問しやすい雰囲気だからだと思います。
また、クラスメートも優しく、楽しみながら勉強に励むことができています。

今の目標は、2年生に進級すること。
実技試験に向けては、実技室が開放されている時間を利用して練習したいと思います。
そして国家資格取得後は、訪問リハビリテーションで高齢者の方々にマッサージや鍼をして、喜んでもらうのが目標です。

(1年生の12月に取材した記事です)