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【鍼灸マッサージ師】アメリカで活躍する鍼灸マッサージ師の特別講演

2014年04月23日広報室より

4月15日(火)、3年間ではり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の3つの資格をめざす東洋医療総合学科の1~3年生がAVホールに集まり、卒業生の特別講演を聴講しました。

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講演をしてくださったのは、卒業生の小松武史先生。
小松先生は、本学園を卒業後、アメリカに拠点を置き、オリンピックのアメリカの陸上代表チーム・水泳代表チームなどに帯同。鍼灸マッサージの技術を用いて海外トップアスリートのトレーナーとして活動しています。現在は、カリフォルニアスポーツ医学センターの代表を務め、医療系専門学校向けの海外研修機関の運営も行っています。

3月25日~31日に実施された、カリフォルニア医学研修旅行(東洋医療総合学科対象)でも、小松先生が各施設の見学・案内をはじめ、スポーツ鍼灸の特別講義や実技指導まで、研修旅行を全面的にサポートしてくださいました。

この日の講演会は、現場で使える技術をテーマに、実技ベースで行われました。
身体の痛みに悩む学生をその場で募り、問診、鍼を使って治療します。治療を受けた学生は、治療後の体の変化にビックリ。鍼を刺してから、5分足らずで「痛みが軽減された」「痛みがなくなった」など、その即効性に驚いていました。また、技術だけでなく、小松先生の軽快なトークがとても魅力的で、学生さんも席から身を乗り出して聞き入っていました。

『スポーツの世界では即効性が重要』と小松先生は言います。
『臨床の現場で使う技術が必ずしも教科書に載っている技術と同じではありません。しかし、まずは基礎的な技術をしっかり身に付け、国家試験に合格してください。卒業してから、引き出しを増やしましょう』

終始、圧倒されていた学生さんたち。海外で活躍する卒業生のテクニックやアメリカでの活動の様子を目の当たりにして、日々の勉強に対するモチベーションが上がり、将来のビジョンも広がったのではないでしょうか。