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【鍼灸マッサージ師】「感じる力」を養う!体験入学へ参加した皆様へ

2014年07月22日受験生必読!

7月6日の体験入学にてあん摩マッサージ指圧実技の体験授業を担当した専任教員の三枝加代子です。

ご参加いただいた皆さん、先日は暑い中大森まで足をお運びいただきありがとうございました。
あん摩マッサージ指圧の模擬授業はいかがでしたか?
押した時・押された時に感じる「良い感覚」を実感できたなら嬉しく思います。

あん摩マッサージ指圧は、施術者の身体ひとつあれば、いつでも何処でも患者さんの苦痛を取り除いてあげることが出来る素晴らしい技術です。まさに「手に技をつける」とはこのことです。

しかし、その一方で、施術者の身体があれば誰でも出来てしまう、一見手軽なものと捉えてしまいがちです。
本当に患者さんの苦痛を取り除くことが出来るようになるには、「効かせる技術」が必要です。効かせる技術を得るためには、自分の手で「患者さんの状態を感じる力」「身体の変化を感じる力」が必要になります。

東京衛生学園のあん摩マッサージ指圧実技はこの「感じる力」を重視しています。

授業中の指導においても、ただ形だけを真似させるだけではなく、その部位を「感じる」意識を持つよう、促していくことを常に心がけています。

また、患者役の学生さんの役割も重要です。例えば受け手の学生さんには、率直な感想をどんどん述べてもらうように指導しています。患者役からの率直な感想 と、教員が患者役の学生さん一人ひとりに手技を施して「何が」「どう」違うのか、工夫した後に「どのくらい教員に近づいたか」を述べてもらう。

これは患者役・施術者役ともに学生さんの「感じる」意識を向上させることにつながります。
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また、定期的に行われる実技チェックでは、教員が学生1人1人の施術を実際に受けています。学生さんの修得レベルや、できていない部分を教員がまさに身を以って分かるわけです。そして、教員から学生さんには問題点や改善ポイントを細かくフィードバックしています。

試験後の授業では、フィードバック内容を振り返りながら指導をすることで、学生さんは常に自分の問題点を思い出しながら練習することができます。

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実技チェックを受ける学生さん

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学生の施術を受ける波田先生

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フィードバックを行う三枝先生

 

他にも学生さん1人1人の体格に合った施術フォームが見いだせるよう、姿勢の指導も細かく行っています。正しい姿勢で施術をすると、「えっ、こんな楽なのにしっかりアプローチできているの?」と学生さんも驚きます。

学生さん1人1人の施術を教員が受けたり、細かい姿勢の指導を行えるのは、当校の特徴である「実技の集団指導体制」があるからこそ成り立っているといえます。

そして当校の基礎実技担当教員は専任教員が中心となって指導しています。学生さんはいつでも質問に行けて、授業時間以外にも練習ができ、実技室開放の時に個別の指導も受けられます。

是非、皆さんが入学したあかつきには、この「感じる力」の修得を期待していて下さい。