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【鍼灸マッサージ師】~第3回体験入学~模擬授業ではこんなことをやっています

2015年08月18日広報室より

あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を養成する東洋医療総合学科の第3回体験入学を7月12日(日)に開催しました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

体験入学の中でも特に満足度の高いのが「模擬授業」。
本校の模擬授業は、どんなことをやっているのか?をご紹介します。

7月12日(日)は、“ツボ”をテーマに「あん摩マッサージ指圧実技」「はりきゅう実技」の模擬授業を行いました。

●あん摩マッサージ指圧実技
授業を担当したのは、学科長補佐 川井孝治
はじめに、“あん摩”“マッサージ”“指圧”それぞれの手技の違いを解説。
今までマッサージだと思って受けていた施術が、実はあん摩だった!なんて方も。
次に、枕を使って指圧する時のポイントをご説明しました。人それぞれ親指の形も違います。指の形によって、練習をする時のポイントも異なります。学生一人ひとりに合わせた指導ができるよう、本校では複数の教員が授業に入り、実技教育を行っています。
この日のテーマは、「指圧で肩こりに効くツボにアプローチする」こと。
まずは、一人でも押せる腕のツボを押してみることに。スライドをみながら探り探りでツボを押していきます。ツボを押すと、ジーンだったりビーンだったり、身体に響いてくるような感覚を体験していただけたかと思います。
続いて、二人一組になり、肩こりに効くツボ「肩井(けんせい)」を押してみました!重心のかけ方や力加減を教員・学生スタッフが細かくアドバイスします。また、学生スタッフの施術も体験していただきました。
施術後、肩が軽くなった!という方も多々いらっしゃいました!
ご自宅でも簡単に試せる肩こりのツボ(肩井)、ぜひご家族やご友人にも教えてあげてください。

 

 


●はりきゅう実技
担当は、専任教員 髙橋大希。髙橋先生は、【東洋ブログ 大希のつぶやき】を更新している教員です!
まずは、「きゅう実技」。参加者の皆さんに、艾をひねってお灸をつくる体験をしていただきました。
お灸の大きさは米粒程度と、とても小さいものです。また、治療をするためには、同じ大きさのお灸をいくつもつくる必要があります。同じ大きさのお灸をつくることの難しさを体験していただきました。
その後、学生スタッフがお灸をひねるところお見せしました。作るお灸が全て同じ大きさであること、そしてお灸をひねるスピードの速さに、参加者の皆さんも驚いていました。
続いて、「はり実技」。まずは、練習台に刺してみる体験です。「初めてはりに触った」「はりを刺す体験をするのは初めて」という方もいらっしゃいました。
この日のテーマは“ツボ”。練習台に刺した後は、一般の方でも使える「置き鍼」を使って、手の「陽谿(ようけい)」というツボにはりを刺しました。置き鍼の鍼の長さは約0.3mm。ほとんど痛みはありません。
はりを刺す感覚が、どんなものかを感じていただける模擬授業だったかと思います。

 

 


最後に、参加者の方の感想(アンケート)をご紹介します。

【参加者の感想】
●今までで一番おもしろかった。となりの人を指圧したり、在校生の方からツボについて教わるのが楽しかった。(高校生)
●何に重きを置いて指導されているかが明確で、分かりやすかったです。(社会人)
●指圧とマッサージの違いや、同じ灸を作る難しさを体験することができたことが非常に良かったです。(社会人)

本校は、実技教育に力を入れている学校です。
模擬授業では、どんな教員がどんな実技授業を行うのか?また、本校の教育内容や方針を体感していただけるかと思います。
高い技術力を身につけるのは、大変な道のりです。どれだけ大変なのか、在校生はどんな想いで3年間を過ごしているのか、は「なんでも相談コーナー」で在校生に直接聞いてみてください。
また、身につけた技術が卒業後どのように活かされるのか、卒業生がどんな分野で活躍しているのかは「卒業生の話」で確かめてみてください。

ぜひ一度、体験入学にご参加いただければと思います。
皆様のご来校を心よりお待ちしております。
(広報担当)