東洋医療総合学科Blog

ウッチー来たー!

2013年09月09日授業の様子

一応言っておくが、元フジテレビ女子アナのウッチーではない(笑)。
 
東京衛生学園専門学校でウッチーと言えば、当然、内田真弘先生である。
 
写真:ウッチーこと内田先生。
 
神奈川衛生学園専門学校、そして本校と筑波技術大学の理療科教員養成施設でも講師をしながら、横浜国際プールはりきゅうマッサージ室の室長を務め、多くのスポーツ選手や患者さんから絶対的な信頼を得て、卒業生も憧れる治療家。日本人初のドイツVPTアカデミー公認スポーツフィジオセラピストでもある。と、先生のプロフィールを簡単に紹介してみた。
 
ボディビルダーとしても有名な先生。見た目は一言、『マッチョ』である(笑)。
 
写真:ね、腕の太さと胸板の厚さを見てよ。これでピーク時ではないんです!
 
先生のプロフィール(上)と、その体を見て、治療家であることを想像すると、バリバリの西洋系でトレーナー的なイメージを持ってしまうが、誰よりも東洋医学に詳しい。ブログを見てくれている多くの人にわかりやすく表現すると、部分ではなく全体を診る治療家です。膝が痛くて病院に行ってお医者さんに診てもらう時に、お腹は診ないよね。でも、東洋医学では当たり前のこと。
 
『感情はお腹と表情に表れ、知性は息使いと言葉に、姿勢は人柄と性格を示す』とぼやく先生。授業では、体を使って言葉では説明の難しい東洋医学の核心的な内容を巧みに説明していきます。
写真:体の動きとお腹の状態で性格を当てられたのはフカサク。みな爆笑。
 
東洋医学と言われる鍼灸や漢方の治療では腹診(ふくしん)と言って、腹部の状態に注目して治療がおこなわれます。お腹が痛い!などの限定した問題ではなく、首の問題や腰の問題にもお腹は非常に関係してくる。古代中国を発祥とする鍼灸や漢方ですが、腹診はそんな本場では発展しませんでした。で、日本で非常に用いられ、欠かすことのできない診察法となっています。だから、東洋医学、とくに鍼灸では有名なんですが、その人全体を診ていく爲にも、内田先生はお腹を診ていく。(注:内田先生は鍼と灸も当然治療で使用しますが、この授業はマッサージ系の授業です)
 
そんなわけで、今日の授業はお腹に注目。腹筋の苦手な人って、腹筋の弱い人?いーえ、違います(笑)。そんな感じで授業は始まります。
 
写真:内田先生の背中側からですが、腹筋運動の苦手なイケダさんが体験してビックリ!そして…次の写真!
写真:それを見ていたみんなもビックリ!思わず拍手が!
写真:ユイちゃん体験中♪。
 
先生の豊富な知識と経験から紹介される授業の内容は、それはもう宝の山です。武道を行っているとわかる身体や呼吸の使い方から、有名なスポーツ選手の身体を動きを例えて見たり、かと思ったら実際に体をお互いに動かして体験してみる。いやー、見学していた私が一番勉強になったかも(笑)。卒業生などを対象に勉強会もしている先生、人気なのも頷けます。来週が楽しみー。