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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 松本岐子先生セミナー報告 その2

2017年05月17日イベント

東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科同窓会特別講演会!漢字26文字(笑)
ってことで、念願叶った「松本岐子先生セミナー報告その2」になります。

背中のツボを確認中の岐子先生


その1をまだ見ていない方はそちらから見て下さい↓
【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 松本岐子先生セミナー報告 その1

さて、今回のセミナーの企画は掌友会(同窓会名)によるものってことで、多くの卒業生が参加してくれました。
本当に懐かしいメンバーが。ってことで、大変忙しいこちらの先生にも挨拶をお願いしました。


はい、皆さん後藤修司理事長ですよー!一日1回空を見上げてますかー!!


ってことで、岐子先生と理事長のツーショット。貴重です。


さて、それでは二人目のモデル患者さんの簡単な情報はこちらになります。

64歳 女性
<主訴>両目の緑内障による視野欠損と眼圧上昇
    眼圧…右:19mmhg、左:20mmhg
    Dr.から手術を勧められているが、恐怖があり回避したい。
<既往歴>
小学生:咽頭扁桃腺の切除手術(口の中を切開して行った)
20歳:スキーで右足関節捻挫
27歳:第1子出産後に腎盂炎になり高熱が出る
40歳:バイク事故による頭部打撲→気絶→脳挫傷
50歳:バイクで転倒→右股関節打撲
53歳:左眼の緑内障手術
56歳:左右の白内障手術
55歳:剣道で突き飛ばされて尾底骨を強打
58歳:右眼の緑内障手術
59歳:右眼の緑内障手術
63歳:バイクで転倒→右股関節・右顔面の強打
<家族歴>
母:狭心症(はっきりはしていない)
姉:緑内障

岐子先生の治療内容 その1


岐子先生の治療内容 その2


二人目の患者さんの主訴は視野欠損と眼圧上昇です。鍼灸でこんな症状が治療できるの?って一般の方は思うかもしれませんが、鍼灸では昔から治療にあたっています。一般の方があまり知らないってことは、鍼灸のことが世間に知られていないってことで、鍼灸師としては悲しいところでもあり、反省すべきところでもあります。だから岐子先生のように世界中で鍼灸を教えるってことも、鍼灸の啓蒙普及に繋がっているんです。

さて、二人のモデル患者さんの治療が予定より早く終わってしまったので、岐子先生の計らいで急遽会場から治療希望者を募集することに!光畑先生の同級生の方が治療を受けることになりましたー。


既往歴


岐子先生の治療内容


岐子先生は普段アメリカのボストンで治療をされています。先生のところには助手を希望する多くの方が押し寄せますが、治療中に岐子先生の指定してツボにお灸をすえる助手は「モグサガール」って呼ばれています。今回のセミナーで「モグサガール」を担当したのは卒業生のユミちゃん。岐子先生の指示でテキパキとお灸している姿を見るのは、実技を担当していた先生としては嬉しいです(泣)。


そしてそして、今回のセミナー企画立ち上げから協力してくれたのが、卒業生の石井弦先生です。石井先生は昨年までうちの教員助手をしていた小林先生と、今年から臨床実習の指導教官をしてくれている高橋先生のクラスメイト。本校の授業を手伝ってくれています。この3人+1人で「四天王」と呼ばれていました。本当にみんな立派になって、先生は嬉しいです(笑)あっ、(泣)。あっ、四天王ネタは後日ブログで。


改めまして、岐子先生本当にありがとうございました。セミナー大成功でした!

そして、今回のセミナー開催に伴い学内外から多くの方々にご協力頂きました。お名前はここでは伏せますが、皆様本当にありがとうございました。東京衛生学園専門学校掌友会を代表しまして御礼申し上げます。

写真は打ち上げの会場でのもの。


学校って在学中は近いけど、卒業しても近い状態でいたいと思ってます。
学び舎は在学中でも学び舎だけど、卒業しても学び舎でいたいと思っています。
今回セミナーに参加してくれた卒業生のみなさん、残念ながら定員の為参加できずキャンセル待ちだった卒業生や、都合の悪かった卒業生のみなさん、卒業してもいつでも遊びに、そして学びに来てください。そんな環境をこれからも維持していきたいと思っています。

鍼灸って素晴らしい ある先生の言葉から 鍼灸師 高橋大希

おまけ 岐子先生ありがとうございました