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【鍼灸マッサージ師】サッカーワールドカップ5大会に帯同!代表チームをサポートする卒業生が講演しました

2018年10月30日イベント

10月25日(木)、男子サッカー日本代表チームを長年サポートしている早川直樹氏(公益財団法人日本サッカー協会 フィットネスコーチ)による講演会を開催しました!
早川氏は本校 東洋医療総合学科の卒業生です。

授業時間外の開催でしたが、スポーツ界のトップで仕事をするOBの話を聞く滅多にないチャンスということで、聴講の学生さんで会場はいっぱいになりました。

早川直樹氏講演-1

テーマは、「FIFA World Cup Russia 2018 におけるコンディショニングサポート~これからのトレーナーに求められること~」。早川氏はロシアワールドカップに、コンディショニングコーチとして帯同しています。

講演では、コンディショニングサポートの仕事を、「期分け(ピリオダイゼーション)」「コンディションチェック」「リカバリー戦略」「リコンディショニング」「傷害予防」、5つのポイントで解説しました。
例えば「コンディションチェック」で重要なのは、主観的指標だけでなく客観的指標(練習時間、試合出場時間、持久力テスト等)を可視化し、監督に日々フィードバックすること。その情報が、選手起用の検討材料になります。

選手のコンディショニングをチェックする時どこに着目するか等、学生さんに直接問いかける場面もありました。

早川直樹氏講演-2

2002年の日韓大会からドイツ、南アフリカ、ブラジル、ロシアまで、計5回!のワールドカップに帯同した経験を踏まえ、選手や監督との関わりに関する具体的な事例も紹介されました。
あの試合のあの選手は…と、サッカーファンなら思わず膝を乗り出すようなエピソードも盛り込まれたお話でした。

スポーツ現場では、鍼灸あん摩マッサージ指圧等の治療技術に加えて、選手のコンディショニングを強化してパフォーマンスを高める戦略的視点、アプローチが重視されているとのこと。
今後、鍼灸あん摩マッサージ指圧師として様々な患者様をケアする学生さんたちにとって、大変刺激的で参考になる講演だったと思います。

早川直樹氏講演-3