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【鍼灸マッサージ師】オリパラ強化選手をサポートするトレーナー(卒業生)を囲む会 レポート

2019年07月02日卒業生だよーん

東京2020に向けてトップアスリートのトレーナーを務めている前田准谷先生を囲む会を開催しました。
前田先生は2009年に当校東洋医療総合学科2部を卒業し、現在は独立行政法人 日本スポーツ振興センターに所属してオリンピック・パラリンピック強化選手に対してトレーナー活動をしています。当日はトレーナーに興味を持つ学生さんが20名程度参加しました。



自己紹介を兼ねて学生生活について触れた中で、衛生学園の実技教育によって高い技術力が身につくことを卒業するとつくづく実感するという話や、当校で出会った一流の先生方に中医学を学んだことが、今も武器になっているという話がありました。当校の教育が現場で役立っていると卒業生から聞くことは、教員にとって本当に嬉しい瞬間です。



トレーナーとして、選手のみならず、監督・コーチや他職種のケアスタッフと協働できるコミュニケーション能力の必要性、休みの日には講習会に参加して自分の知識と技術を常に高めていること、選手の好調な時、不調な時の波に合わせて適切な距離感を大切にしていること等々、自分が今までに実践してきたことを惜しみなく後輩に伝えてくれました。
また、現在はパラスポーツのトレーナーとしても活動しており、一人一人の障害に合わせて対応している実例を交えての解説もありました。

先輩・後輩としてざっくばらんに話ができる会にしたいと考え、「講演会」ではなく「囲む会」としましたが、後半は学生さんから沢山の質問が出ました。AT(アスレティックトレーナー)や障がい者スポーツトレーナーの資格について、選手への対応方法、今後のビジョンなど、色々な内容の質問がありましたが、1つ1つ話をしているとあっという間に90分が経っていました。



オリンピック・パラリンピックは選手だけでなく、トレーナーにとっても大きな舞台です。来年の東京だけでなく、2024年パリも見据えて活動を続ける前田先生の言葉は学生さんにとって大きな刺激となったと思います。

今回は当校学生さん向けの会でしたが、今週末に迫った7月7日(日)の体験入学では、今、注目が高まっているウィルチェアラグビー日本代表チームのトレーナーをしている卒業生が来てくれます。
また、8月25日(日)の体験入学では、女子卓球トレーナーとしてオリンピックに帯同した卒業生が来校してくれます。

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トレーナーに興味のある方はぜひご参加ください!
東洋医療総合学科
学科長 波田 康