東洋医療総合学科Blog

【はりきゅうマッサージ治療室だより】東洋医学と舌診

2020年08月27日はりきゅうマッサージ治療室だより

残暑お見舞い申し上げます。
連日の酷暑をいかがお過ごしでしょうか?

今年はマスクが加わり、熱が顏に籠りやすくなっています。
「頭寒足熱」を良しとする 東洋医学とは真逆の状態ですね。

さて、中国伝統医学では体質を以下9タイプに分けて考えます。
①平和、②気虚、③陽虚、④陰虚、⑤気鬱、⑥ 瘀血、 ⑦ 痰湿、 ⑧ 湿熱、⑨特稟

このうち、④陰虚、⑧湿熱のタイプは、熱が体に籠りやすく、熱中症に特別な注意が必要と思われます。

私の母の話で恐縮ですが、一昨年、昨年と夏になると腹痛に襲われ、鍼治療をおこなってきました。
その時の、舌の写真です。



真っ赤で、苔が少なく、ひび割れているのが分かりますね!
これは④の陰虚タイプになります。

このような時、どんな反応が体に現れ、どのように鍼治療をしたのでしょうか?

ご興味がおありでしたら、ぜひ治療室までお越しください。
お待ちしております。