東洋医療総合学科Blog

【掌友会】第1回古典セミナー『黄帝内経』を開催しました

2021年10月28日イベント

新型コロナの感染状況も全国的に収束しはじめ、社会活動も徐々に回復の兆しが見えてまいりました。

掌友会(※)でもウィズコロナ時代に向けWebを中心とした講演会やセミナーを企画しておりますが、その一環として10月24日に第1回古典セミナーをZoomによるライブ配信にて開催いたしました。
講師は長年に渡り東京衛生学園非常勤講師として臨床教育や学生指導にご尽力を賜っております、宮川浩也先生(日本内経医学会元会長、日本伝統鍼灸学会元副会長)にご担当頂きました。



東京衛生学園には独自のカリキュラムとして「東洋医学史」や「医古文基礎」などが履修科目になっています。
こうした学習環境で学んでいる在校生や臨床現場で活躍している卒業生を対象に、実際に『素問』や『霊枢』を読んで「内経学」を学んでみようという画期的なセミナーとなりました。
約2時間にわたり古典を学ぶ意義や内経学の基礎知識、『素問』や『霊枢』の中から幾つかの篇を取り上げ、そこに書かれている経文とその解釈について、宮川先生の長年の臨床経験や東洋哲学など独自の世界観を織り交ぜながら、とても丁寧にご説明頂きました。

最後の質疑応答の時間では参加者からの質問に丁寧にお答え頂き、参加した皆さんも大変満足しているようでした。この場を借りて宮川先生には改めて感謝申し上げます。本当に有難うございました。

当会ではこれからも皆様の研鑽にお役立てできる様々な企画を予定しております。学園で学び結ばれた同志が、お互いの発展と幅広い交友を保てるよう、皆様とともに協力しながら進んで参ります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
掌友会事務局より

※掌友会は、東京衛生学園専門学校・東洋医療系学科の同窓会です。