天津通信

東洋医療総合学科:天津留学通信3 ~学校の食堂~

2011年11月09日

提携校の「天津中医薬大学」に留学し2ヶ月経った金崎さんから、メッセージが届きましたのでご紹介します。
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天津は寒くなってきてますが、暖房等がまだつかない為朝8時の教室内はとても寒く、クラスメイトは厚着をし、少し震えながら授業を受けています。

中国語授業は、どんどん新しい単語を学びながら文法の内容も少しずつ増えてきました。私の課題は、正しい発音で単語一つ一つを話せることです。授業外に、週に3回午後から中国人学生とお互いに語学勉強をしています。私が日本語を教え(質問に答える形式)、彼らから中国語を教わっています。日本語を学ぶ中国人学生は3名。‘あいうえお‘から学ぶ学生もいれば、日本語検定1級を取得しているすごい学生もいます。間違った日本語を伝えないように注意しています。私は特に発音のチェックをしてもらってます。一つの単語の発音がうまくできず、10回~20回繰り返し発音練習をすることもあります。そんな時、頭の中がパンクしそうですが、焦らず一つ一つ自分のものにしていきたいと思ってます。

その他の学習法として、外の飲食店の店員さんや学校の食堂で偶然同じテーブルについた中国人学生に、自分の知っている単語を使い話しかけています。「これは何という食べ物ですか?」から始まり、「現在、何を勉強してますか?」等の質問から始まり会話をしてます。店員さんや中国人学生はとても優しく、みんな私の下手な中国語に対して返答してくれます。あとは文法の学習として携帯電話でメールを頻繁にしてます。メール友達は3名おり、毎回電子辞書で調べながら文章を送ってます。現在このメールのやりとりが1日の中で最も楽しく‘ドキドキ‘する瞬間です。私の文章でも通じているようですが、学校の先生にメールの内容を見てもらい文章を直してもらってます。

写真は先週、学校の小さな体育館でハロウィンパーティーに参加した時のものです。外国人学生が10名程で、中国人学生が20名程いました。風船割りゲームをしたり、音楽をかけてダンスをしたりして交流を図ってました。また、中国人学生が生まれ故郷のお菓子やフルーツを持参しており、美味しくいただき、とても楽しかったです。

もう一枚は、学生食堂で最近メニューに加わった日本のうどんの味に近い麺です。これは「云南过桥米线」と言い雲南省(云南)でできた麺で、大きな器から小さな器に箸で移す様子が、橋を渡る感じに似ており(过桥)、米で作られ糸のように細長い形をしている(米线)という意味です。小さな器に花椒油(日本の山椒と同じ種類のようで、より香りがつよく舌がしびれるような辛みがあります。)と 辣椒油(ラー油)と酢を入れて、つけ麺のように食べます。麺はこしがあり、スープも美味しく、学生食堂では6元という安さでいただけます。

最後の写真は学校の食堂。全部で3箇所あり、写真の場所は最も多くの学生が利用してます。お昼12時頃に行くと、注文をする学生でごったがえしています。特に順番ずつ並んで注文はしないので、少し強引に前に進み店員さんに声をかけないと、食べるのが遅くなります。食堂内は活気があり、楽しく食事してます。朝7時くらいから開いており(食堂の場所によって開店時間はことなります。)、朝から食堂でパンなどを購入する人も多いです。夜は8時頃まで開いており、夕食時の食堂は割合すいてます。

天津は今後更に寒くなるようです。最近は部屋に戻ってから手洗いを徹底してます。風邪だけはひかないように注意していこうと思ってます。
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金崎さん!イベントも食事も楽しみながら語学修得に繋げていますね!次のお便り楽しみに待っています。