天津通信

臨床教育専攻科:天津留学通信9 ~講義編~

2012年04月16日

臨床教育専攻科16期卒業生(2009年3月卒業)、天津中医薬大学大学院博士課程の渡邉大祐さんから、メッセージが届きました。
***********************************************************

天津渡辺氏長い冬が終わり春に向け三寒四温を感じるのもつかの間、ここ数日は初夏のような気候が続いています。
さて、先日大学の本科生に講義をする機会を得ました。3/15・4/5・12の3回に分け計6講の時間をいただき、「双語教学針灸学」の授業のなかで日本の針灸標準についてお話しました。「双語教学針灸学」は、中国語と日本語を使って針灸学を学ぶ今年度から始まった新しい科目です。担当の先生からは日本語で講義をしてもらえれば結構ですと言われていたのですが、いざ蓋を開けてみると72名の受講生の中で、日本語を少し勉強したことのある2名の学生以外全員日本語に触れるのは始めてと言うことでした。そのため、結局日本語の訳し方のレクチャーを入れながら、中国語での講義になってしまいました。   臨床教育専攻科を卒業して以来初めての講義でしたし、日本語ほど自由に説明ができない状況でしたが、専攻科で学んだ教える技術に助けられ、何とか伝えたいことを伝えることができました。受講生はみな大変真剣に取り組んでくれましたし、最後には大きな拍手をいただきました。もともと講義をするのは大好きですので楽しく取り組むことができたと思います。   卒業は来年の7月になりますが、早く帰国して日本の学校で講義をしたくなりました。 それでは、また。祝大家 身体健康、学習愉快!

***********************************************************
中国語の講義も楽しく取り組んでいるようですね。卒業まで、1年3ヶ月余頑張って下さい!