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天津通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信28 ~新学期始まりました!~

2014年10月25日

新学期がスタートした天津留学中、金崎さんからのメッセージです。


☆新年度の学校開始☆
2014年9月15日天津中医薬大学の新年度授業が開始され、早1ヶ月が過ぎようとしてます。日本の学校の新年度は4月から開始の3学期制ですが、中国では9月開始の2学期制です。

以前中国語の授業で、各国の学校の年間休日を話あう機会がありました。
日本は、年間合計68日(夏休み約40日、冬休み14日、春休み14日とした場合)
中国では、合計95日(毎年一定ではありませんが、2014年の場合夏休み68日 冬休み27日)で日本より1カ月近く長いです。更に驚いたのが、アフリカの多分ケニアだったと思うのですが、1年の3分の1 約120日近くの休みがあるということでした。

天津はここ最近朝晩の寒さが増し、風邪をひく人も多くなってます。また外の空気汚染も目立ちはじめ、マスクは常時している状態です。

☆病院研修の近況☆
さて、針灸科の研修も9月15日から開始されました。昨年度から引き続き遠先生の治療室でお世話になっております。毎日研修中、先生から「○○と○○に刺針して下さい。」言われ患者さんに刺針させてもらってます。

先日ふと、私自身1日に何名くらいの患者さんに刺針させてもらっているのだろう?と思い、数えてみました。
14名、 合計61穴 刺針してました。(9月25日木曜日の午前8時~11時30分)
当日の患者さんの人数は記録してないのですが、毎日患者さん約3名から4名に対して、1名の割合で一部刺針させてもらっている感じです。時々患者さんから、私に一部刺針して欲しいと直接頼まれることもあります。その場合先生に了解を得て刺針させてもらってます。

最近研修中に特に嬉しく感じることは、患者さんが私の名前を覚えてくれ、用事があると直接名前で呼んでくれることが増えてきたことです。患者さんが治療室に入ってきた時に、できるだけ患者さんに挨拶(声をかけるように)をするように心掛けています。
日本では当たり前のことかもしれないのですが、ここでは患者さんが入室しても中国人学生やその他の外国人留学生は、挨拶を殆どしません。これは文化の違いなのかな!?と思ったりします。
患者さんへの挨拶等の積み重ねによって、最近うまく交流ができているのかなと感じている今日この頃です。

☆写真1 イタリア風景区☆
20世紀初頭に建築された、イタリア風の建物や外国レストランが立ち並ぶ雰囲気の良いエリアです。天津駅からも近いこの場所は、日中毎日のように例えば路面50mの範囲で、3,4組のカップルが結婚式用の写真撮影してます。また、9月になると外国人留学生は、この近くにある出入国管理局で学生VISAの手続きに来ます。

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☆写真2 最近流行りの店?☆
昨年くらいから、急激に天津市内に出店ラッシュされている鶏肉(牛肉)とご飯がセットになったメニューのお店です。店の名前は「黄焖鸡米饭」で普通盛りで20元(日本円で約340円)、大盛りで25元(約425円)+ご飯1元(1杯17円)です。店舗によって多少値段の違いがあるようです。
ご飯の上に肉と汁をのせて一緒に食べるのですが、ご飯がすすみ美味しいです。毎回ご飯を3杯くらいおかわりしてしまいます 
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学校の周囲徒歩10分圏内に、7店舗以上あり最近よく目にします。
天津市内の飲食店の入れ替わりは激しいです。ここ3年間で、近くの店舗で閉店した店は約15店舗~20店舗はあります。


すっかり天津になじんでいらっしゃる金崎さん。新学期とこれからやってくる冬の寒さに耐え頑張って下さい。