リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】物理療法学の実習授業!!

2017年06月29日リハビリ

理学療法士をめざす、リハビリテーション学科の2年生の物理療法学の実習授業を紹介します!

物理療法は、温熱・寒冷・電気・光線・水などの物理エネルギーを利用した治療方法で、運動療法と並んで理学療法士が日常的に用いる治療手段の一つです。授業は、少人数のグループに分かれ、自分自身やクラスメイトの身体をモデルに各種機器の使用方法・その効果等について学んでいきます。

超音波療法・電気療法のグループを担当したのは、専任教員の内藤先生・後藤先生。はじめに、機器の使用方法、効果・禁忌などを理解し、患者役、理学療法士役に分かれてチャレンジ!

「どんな感じ?」「少しビリビリする!」「あったかい。」など、患者役の学生さんは感じたことを伝え、理学療法士役で操作を行う学生さんも、こまめに声をかけながら、体験的に機器の操作方法・効果について学びました。
続いて、牽引療法についても、専任教員の山手先生が、使用時の注意点やポイントを丁寧に指導しました。

物理療法実習超音波

光線療法

牽引療法
 

 内藤先生が、「超音波療法を行うさいに、患者さんに、なぜあったかいのか、ピリピリするのか、どういう効果があるのか、をしっかり説明をする義務が理学療法士にはある。」と言っていたのが印象に残っています。

水治室では、水の特性を利用した水治療法の実習を行いました。一見お風呂のように見えるこのひょうたん型の浴槽は、患者さんを寝かせたまま使用でき、水中で手足を動かすこと(運動療法)もできます。写真は理学療法士役の学生が足に負荷をかけ患者役の学生が大臀筋のリハビリをしています。血管の拡張やリラクゼーション効果もあるそうです。
ちなみに水温は37~39度が適温で、熱すぎると心拍数が上がりすぎたりするので少しぬるめに設定をします。

水治療法

学生さんは水着を着て、実際に水治療法を体験します。初めての体験に学生さんもドキドキ!ストレッチャーが昇降し、水の中へ。(血行促進のための)気泡装置がついており、ぶくぶくした泡が体にあたる感覚や、水中で運動療法を行う感覚を体感しました。
 

2年生のみなさん、卒業まであっという間なので1日1日を噛みしめながら全員で頑張っていきましょうね!!


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