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【理学療法士】日常生活活動論の授業:患者様・理学療法士とともに

2023年11月20日リハビリ

生活の中で日常的に行っている行動、動作のことを「日常生活活動(Activities of daily living=ADL)」といいます。
例えば、階段の上り下り、食事をする、洗濯物を干すというような、日々の活動です。
手足に大きなケガをしたり、脳卒中等で後遺症が残ったりした場合、今まで当たり前に行っていた日常生活活動に支障が出てきます。また、加齢による身体の衰えも影響を及ぼします。

日常生活活動、ADLが理学療法士の仕事と深く関わってくることがイメージできたでしょうか?
今回紹介する授業はリハビリテーション学科2年生の「日常生活活動論」です。
この日は患者様と、担当理学療法士の方をお招きして、お話を伺いました。



ご協力いただいた患者様は脳卒中による片麻痺があり、杖で身体を支えながら生活しています。
例えばお風呂に入るとき、服の脱ぎ方、風呂場のドアの開け方、体の洗い方、浴槽への入り方、服の着方等々、片手を使ってどのように行っているのか。授業ではさまざまな具体例を紹介いただきました。



そして、理学療法士がどのようにサポートするのか、患者様の生活環境に対するアドバイス等についても紹介いただきました。
お二人の様子から、理学療法の知識や技術だけでなく、患者様やその家族との関わり・コミュニケーションがとても大切だということが伝わってきました。

現場対応力」を重視する本校では、患者様や理学療法士から現場の声を伺う授業を数多く行っています。
今後の日常生活活動論の授業でも、別の症状をお持ちの患者様(リウマチ、半身麻痺)をお招きする予定です。

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