VOICE
不安や迷いを乗り越えて、
理学療法士という夢に挑戦しています!
理学療法士
鳥井 花 さん
リハビリテーション学科 2020年卒業
(都立第一商業高校 卒業)
- 在校生
入学前は高校生
理系ではない私が、理学療法士をめざした理由。
商業高校出身で理系科目を全く選択していなかった私が、理学療法士に憧れを抱き始めたのは高校3年生の夏。バスケットボール部の練習をしていたとき、友人がアキレス腱断裂という大ケガをしたことがありました。彼女がリハビリに励んでいるのに、何もできない自分にふがいなさを感じて「誰かがケガをしたときに、役に立てる人になりたい!」と思ったんです。この出来事がきっかけとなって、スポーツでケガをした人だけではなく、お年寄りから子どもまで、いろんな場所で必要とされている理学療法士になりたいと考えはじめました。
入学の決め手は、伝統校だからこその「強み」。
衛生学園への入学を決めた理由は、3つあります。1つ目は、東京都でも有数の伝統校だということ。たくさんの卒業生によるネットワークがあり、就職にも役立つというところに特に魅力を感じました。見学の際に、卒業生が来校して後輩に教えている姿も見ることができたので、この学校を好きになって卒業する人が多いんだなとも思いました。
2つ目は、学校見学で受けた印象が良かったこと。施設も充実していましたし、授業風景を見学したときに、在校生が強い意欲を持って勉強していることが伝わってきました。
3つ目は、自宅から近かったということ。通学時間が短い分、授業前後の自習時間を確保しやすいと考えました。
大学進学も視野に入れていたのですが、なるべく早く現場に出て理学療法士としての経験を積みたいという気持ちもあったので、3年制である衛生学園に決めました。
同じ夢を持つ仲間に支えられながら。
高校では理系科目にあまり触れなかったので、入学前は授業についていけるのかとても不安でした。でも、先生方が親身に指導してくださる上、同じ目標を持っている仲間とも支えあえる環境なので頑張ることができています。クラスメイトは年齢層が幅広く、年上の方も優しく気さくな方ばかりで、とても楽しく学生生活を過ごせています。
はじめての実技テストの前には、クラスみんなで練習したこともありました。1人で勉強しているのではなく、全員で一丸となって頑張る雰囲気があり、自分自身のモチベーションを高く保つことができています。
衛生学園で「諦めない力」が身につきました。
高校生までは特にやりたいこともなかった私が、理学療法士という夢に向かって頑張れているのは、先生方やクラスメイト、先輩たちなど、衛生学園を通して繋がった人たちに支えられているから。そのおかげで、入学前に比べて「諦めない力」が身についたと実感しています。
理学療法士になることは簡単じゃないですし、資格取得のための勉強も大変です。私自身、不安や迷いもありました。それも理解した上で、やっぱりめざしたいと思う人なら、後悔しないように挑戦してほしいと思います。
(1年生の時に取材、まとめた記事です)