VOICE
自信を持って楽しく働けているのは、
衛生学園での毎日があったから。
鍼灸マッサージ師
清水 恵里 さん
東洋医療総合学科1部(昼間部) 2019年卒業
きくな鍼灸マッサージ治療院勤務
- 卒業生
入学前は社会人
たくさんの人を健康にできる 専門的な技術を学びたい!
衛生学園へ入学する前は、女性専用のフィットネスジムで働いていました。利用者様からは肩こり、膝や腰の痛みに関するお悩みの相談をうけることが多く、自分で書籍やインターネットで調べて対応していましたが、的確に答えられないこともしばしばありました。
そこで、身体のことをしっかり学んでみようと思うようになったんです。私は部活でバトントワリングをしたり、地域の劇団でミュージカルをやったり、大学時代は舞台サークルで活動したりしていたこともあって、その中でケガをすることが少なくありませんでした。ずっとお世話になっている接骨院の先生に「身体のケアに関する仕事に興味がある」ということを相談したところ、教えていただいたのが衛生学園でした。
体験入学で聞いた言葉通り、 真剣に向き合ってくれた先生たち。
体験入学に参加したところ、いろんな先生から学校についてのお話を伺うことができました。その中で印象に残ったのが、「本気で鍼灸マッサージ師として働きたいという人が通う学校です。資格だけ取りたいなら、他の学校をお勧めします」という言葉でした。表向きの「セールストーク」だけじゃない内容に実直さを感じて、通うことを決意したんです。
実際に入学してからは、先生方にはたくさん助けていただきました。1年生の頃に指圧が上手くできなくて悩んでいたとき思いついたのが、ミュージカルの練習のように、大きな鏡で自分の姿勢を見ながら練習するということでした。先生に伝えてみたら、学校内のどこかから鏡を持ってきてくださって、練習も見てくださったんです。ここまでしてくれるなんて!と、とても感激したことを今でも鮮明に覚えています。
目の前のことを学んでいけば、 国家試験合格できるカリキュラム。
衛生学園では、1年生から国家試験を意識したカリキュラムを組んでもらっていたと思います。受験科目数が多くて、専門用語などを覚えるのに苦労しましたね。先生方からは「3年生になったら、すべての科目がつながってくるから」と言われていたんですが、そこまでの道のりが大変だったんですよ。でも、身につけてきた各科目の知識がつながる瞬間が確かにあって、それ以降は勉強することが一気に楽しくなりました。
国試対策としては、「フォローアップ」という放課後に行われる授業に欠かさず参加していました。過去問題や、先生が予想した問題を解いたりしていたことが、確実に合格につながったと感じています。実際に、そこで解いた問題が、本番の試験にも出題されていて「本当に出てる!」と試験中に思わず笑ってしまいました。そのおかげで無事に国家資格を取得することができました。
自分に合った就職先を見つけられたのも、 衛生学園のおかげでした。
国家試験までのスケジュールが過酷だったこともあって、卒業した後しばらくは、ゆっくり過ごしていました。そろそろ就職活動をしようというタイミングで衛生学園に行って、私のことを良く知って下さっている先生に相談しました。「清水さんなら、ここが良いんじゃない?」と勧められた治療院には、一足先に就職を決めていた同級生がいたんですよ。すぐに連絡して、取り次いでもらったら、そこからはとんとん拍子に話が進んでいきました。
後から聞いた話では、責任者の方に衛生学園の学生を気に入って下さっている方がいらっしゃって、「安心して採用できる」と評価いただいているようでした。新規立ち上げのタイミングで求人を出していたらしく、施術者4人のうち、3人は衛生学園の同級生だったんですよ!卒業したばかりなのに学生生活が戻ってきたような感じで、毎日とても楽しく勤務しています。
在学中に苦労したぶんだけ、 自信を持てるようになりました。
勤務先では、訪問マッサージ治療を行っています。利用されるのは、高齢者の方をはじめ、脳梗塞が原因で身体に麻痺が残っている方、指定難病の方などです。1件あたり30分で、1日最大8件の施術を行うこともあります。
限られた時間の中で効率的に施術を行えているのも、衛生学園での学びがあったからです。実技では施術中の時間を常に意識することを指導していただいていました。当時は「この時間で、これだけ施術するのは無理だ」と思っていたんですが、現場に出ると求められることだったんだなと実感しています。入職してすぐに使える技術も教わりましたし、繰り返し練習してきたことは「あれだけやってきたから大丈夫」という自信にもなっています。衛生学園に入学して、本当に良かったです。