東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】秋のグリーンベルト

2025年11月27日大希のつぶやき

すっかり秋を感じるような季候になってきましたね。東京衛生学園でもインフルエンザの感染による欠席者がぽつぽつでております。あれだけ普段から脾胃を強化して水穀の摂取を怠らず、衛気の大量化生をするように言っているのに。足三里のお灸の重要性が分かっていない学生が多いのは残念です。2、3年生は丁度試験もあってタイミングよく施灸しているようですね(笑)。さて、学校前の広場「グリーンベルト」の木たちも色づいてきております。


時間によって日の当たり具合が良いと綺麗です。これらは桜ですので、春にも我々を楽しませてくれますが、この時期も良い感じです。散っているのも良い。


写真撮っていたら、授業を終えた学生さん達がちらほら。
写真:通りかかったナガシマを撮りました。


そしたら、次にリクが「お疲れ様でーす」って帰るところだったので、撮影をお願いしました。


写真:リクです。


今年の夏も「暑邪」の影響が強く、秋になり夏の疲れ(陰液損傷)から、「伏暑」が誘発されて化火し、頭顔面部の症状が出現する、という患者さんが多い印象です。眩暈、頭痛、顔面痛、目の奥の痛み、耳鳴り、難聴、歯の痛みなどです。とくに、頭顔面部への外傷の既往歴あると、そこをめがけて影響し発病する、と考察しておりました。不内外因に該当する外傷ですが、『三因方』の「太岳活血丹」のところには、驢馬撲墜(ろばぼくつい)の記述があり、ロバや馬などから落ちたり、ぶつかったりすることによる損傷(現在だったら交通事故や転倒・転落など)の例があります。頭を打っていない人は「いない」と言ってもいいですね。私は患者さんの生命力を高める鍼灸治療をしているのですが、このような外傷が絡んでいる場合はやはり刺絡が重要になってきます。いやー、今年の秋は「刺絡祭り」って感じです。そうそう、刺絡といえば「三稜鍼」ですが、よく使い捨てできる他の道具で代用される場合があります。しかし、やはり代用は代用。三稜鍼の効果は期待できません。もっとも私が用いる外傷への刺絡の場合ですが。と、たまには細かい説明無しの、知ってる人向けの臨床のことなど、つぶやいてみました。

同じように見えて同じではないですね。人も葉っぱも。


毎朝、大田区の係の方がグリーンベルトの葉っぱたちの清掃をおこなってくれています。もうそろそろ片付ける葉っぱもなくなりそうです。いよいよ冬だなー。