東洋医療総合学科Blog

鍼灸の治療法4

2015年02月17日授業の様子

さて、シマヅ君とゲンが温めてくれた長野式&キー子スタイルの実技指導ですが、いよいよ村上先生の登場です。

まずは村上先生の二人の師匠、長野式の名前になっている故長野潔先生、そして兄弟弟子であり、師とも仰ぐ松本岐子先生のお話。お二人との出会いから、治療法の違いや特徴をまずは解説される村上先生。そして、この素晴らしい治療法を広めるべく立ち上げた研究会の説明。


写真:まずは背中から。


村上先生のこの板書だけでも、このブログを見た鍼灸師はすごい情報を手に入れることができるよー。長野式&キー子スタイルを勉強している人ならなおさら。少し前に、某病院で松本先生が公開臨床した時の内容を例に治療の考え方を解説。
※ちょー簡単に説明すると、主訴右腰痛→問診によりストレスとの関係性を疑う→胸鎖乳突筋の確認→外関(右)→痛み消失。
腰痛に外関(右)が効くってことじゃないよ。念のため。

写真:まだまだ背中だけ(笑)。


写真:デモ開始!中央に小さく。皆で周りを囲みます。


写真:どーん!村上裕彦先生。足の指を確認中。


写真:頭の反応を確認中。皆ものぞきこむ(笑)


写真:村上先生の説明を、あとから確認しやすいようにゲンが板書していく。このへんの二人の共同作業は、やっぱり師匠と弟子って感じですね。


写真:遠くから村上先生の実技を見学するシマヅ君とゲン。


写真:シマヅ君が足の反応を確認しながら、ゲンは村上先生の指示でお灸。こういうのは臨床教育専攻科ならではって感じですな。贅沢!


写真:本日の板書まとめ。これにどれだけの情報が詰まっていることか。意志悪な私は写真の一部を消しています(笑)。
※興味のある方は穴位通鑑(※中国の出版社から発売している有名なツボの本です。正確には中国針灸穴位通鑑です)で調べてみて。督脈のツボですから。


村上先生は東洋医療総合学科でも指導をして下さいますが、こちらの臨床教育専攻科はシマヅ君とゲンと3人での指導というこもあり、内容もちょっと違います。私としては『おー!専攻科っぽい!』て感じのアドバンスな授業となっています。いやー、勉強になります。本当に鍼灸って素晴らしいです。
おまけ写真