東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 卒業そして謝恩会

2015年03月19日イベント

東洋医療総合学科23期生と臨床教育専攻科22期生が卒業してしまった(T_T)。


まー、無事に卒業してくれたという意味ではめでたい。なんてったって新カリキュラムの1期生ですからね。新カリキュラムの1期生と聞くと、卒業生や先輩方からは羨ましいと言われるが、実際、教育現場の我々もプロとはいえ手さぐりのところがあり、十分な教育が出来たのか、自問自答している今日この頃である。

まー、卒業したので言いますが、私が1年生の鍼灸基礎実技を担当した歴代卒業生の中でも、これほど上達したクラスはないだろう。誤解が無いように言っておきますが、先輩達がどうだったとかではなく、カリキュラムの内容、指導、そして彼らのやる気、鍼灸界そして鍼灸の存在するこの社会の影響などの全ての結果です。

しっかりとした基礎を身に付けて欲しい思いから、鍼灸基礎実技の授業が3年間になったのもこの新カリキュラムのクラスから。正直、2年生の時点でこれだけの内容をこなせるようになるとは思ってもいませんでした(笑)。3年生でどこまで教えれるのか、教えてよいのか正直悩みました。こんなこと初めて(笑)

私が入職した当時の謝恩会って、謝恩会ではなく卒業パーティーでした。これも誤解がないように言っておきますが、謝恩して欲しいとかではないです。私達にとっても卒業って嬉しいことですから、全然問題ないのです。パーティーで。楽しいから(笑)

でも、本当に謝恩会だなーって思ったんですよ。今年の卒業生達からは。ですので、我々も号泣でしたし、感動ました。

教えてるようで教わっていることが多かった3年間だったと思います。

そうそう、まだ詳しことは言えませんが、春から東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科も新体制になります。ここから新しい時代に突入です。これまで以上に職業訓練校としてビシビシ鍛えていきたいと思っております(笑)


さて、最後になりましたが、臨床教育専攻科卒業生の皆さん、いいですが、最後の説教ですが(笑)、もし先生として働くことになり、担当科目が実技なら、絶対に臨床をしなさいよ。鍼灸教育を今より良いものに!なんて思わなくていいから、悪くだけはしないように。臨床をしていない下手クソに実技を教わることほど不幸なことはないですから。