東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 夏休みの宿題

2015年09月03日大希のつぶやき

9月に入り学校もいつもの感じが戻ってきました。皆さんどんな夏休みを過ごしていたのかと思い聞いてみたが、バイトっていう回答が一番多かったです。あとは遊びすぎて学校生活に復帰できないかも!というのがチラホラ(笑)。

夏休みと言っても、鍼灸学校に入学してくる方は高校卒業したばかりの18才や、大学や他の専門学校を卒業してきた20代もいれば、仕事を辞めてきた方や働きながら通っている方など様々です。私より年上の方も多いです。だから、夏休みって聞くと久しぶりな感じを味わう方も多いのでは。そして夏休みと言えば…宿題です(-_-;)!

写真:昼1年生の分です。縦線と横線の交点が100箇所あり、そこにお灸をしてきます!


東京衛生学園専門学校の鍼灸基礎実技の「授業概要」には、私による次の一文があります。

「授業とは新しいことを知る時間であり、教わったことが身に付いているか確認する時間である。練習する為の時間ではない。」

授業や勉強会で話を聞いたり、その場に参加しているだけで身に付けたと勘違いする人って多いんですよね。教えてすぐに身に付くようなものが、技術と言えるでしょうか。その程度のことをわざわざ教える必要があるのでしょうか。そうでないから、手取り足取り教えるのです。それだけ教わって簡単には身に付かなから練習するのです。練習する時間を授業で確保したら、教える時間がありません。自分で工夫して、時間を作って練習するんです。だから、身に付けた技術は愛しくもあり、職業として成り立つレベルになるのです。

だから、家での自主練(基礎ね)って大事。ってなけで、学校(授業)がないのだから自分で練習。その為の宿題ですよ。ってわけでお灸の宿題です。よくやってきました。継続は力なり!学生時代の努力が鍼灸師の基礎ですからね。あった、ただし自主練してはダメなものもあります。このへんは先生方が指示していますのでそれに従いましょう。何度も言っていますが、間違った練習は時間の無駄ですよ(笑)

写真:横から見たところ。1人3040で30人だから9001200枚あります!

※「先生、枚数違いますよ(-_-;)」って言われましたので訂正しました。9月4日