東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 BOSTONでの鍼指導 最終回

2015年11月08日イベント

ボストンセミナー終了。

いやー、一日かけて日本の鍼灸治療法を指導して、英語に慣れてきたら終了のいつものパターンがやってきました。
今回もアメリカ国内からの参加者だけでなく、スイスからの参加者なんかもいらっしゃってて、本当にいろんなことを学ばせて頂きました。今回も鍼灸治療を指導しながら多くの事が得れた機会となりました。

写真:今回の集合写真。食道にて。


さて、学校の先生らしいことでも述べてみましょうか(笑)
普段学校で学生さんに指導しているわけですが、海外にきて英語を用いて指導となると本当に多くの苦労があります。もちろんそれは語学の壁もあるのですが、それ以上にやはりセンスですね。

一定の結果を求められる内容であり、その為の時間や内容が確立されている場合には「ふつう」に教えれば良いのですが、特殊な環境においては柔軟に対応できなければなりません。

今回学んだ英語の次のようなものがあります。
「play it by ear」
直訳すると「(楽譜を見ずに)耳で聞いて演奏する」ということになるのですが、これは音楽ライブでのアドリブ演奏からきていて、「アドリブをきかせる」 → 「その時の状況で判断して物事を進める」という意味になっているようです。

育はセンス

写真:昨日の夕食。


さて、只今夜の3時半です。

皆は今日一日ゆっくりして仕事の疲れを癒してからの帰国となりますが、私は今から帰りますよ。学校も治療院も長く休んでしまいましたからね。学生さんにも患者さんにもご迷惑&ご心配お掛けしましたので。それでは学校で会いましょう。