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【東洋ブログ 大希のつぶやき】 アメリカから帰ってきて その1

2015年11月13日大希のつぶやき

アメリカ・ボストンでの鍼灸指導を終えて久しぶりの東京衛生学園専門学校です。

アメリカに行っている間も、うちの優秀で心配性な教員助手達(笑)が学生さんの状態などをメールで連絡していてくれたので、休んでいる間の学校の様子も手に取るようにわかっていましたが、メールで知るのと実際に見たりで聞いたりするのとでは違いますよね。

体調崩して休んでいた学生さん、お灸の宿題が未提出で先生を困らせていた学生さん、クラスメイトに怒られていた学生さん(笑)、いろんな情報が一度に入ってきております。

さて、水曜日から学校に復活しています。会う学生さん会う学生さん皆が「先生お帰りなさーい」と声をかけてくれます。そんな中、ある学生さんが『ジャンプ』を3冊持って来てくれました。

写真:週刊少年ジャンプ48,49,50号の3冊。


『ジャンプ』知ってますよね?集英社さんから毎週月曜に発売している少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』のことです。あっ、同じの3冊じゃないですよ。つまり、3号分です。

アメリカに発ったのが月曜日。そして1週間以上いなくて帰ってきたのが水曜日。つまり、私は愛読書である『週刊少年ジャンプ』を2号分読んでないのです。このまま発売している『週刊少年ジャンプ』を読むと内容が2号分飛んだ状態になってしまうわけです。話によっては完結している恐れもある。しかし、その学生さんは、アメリカに行っている間に発売した『週刊少年ジャンプ』を捨てずに取っておいてくれたんです。

うれしす(-_-)/


東京衛生学園専門学校の東洋医療総合学科は、体験入学の参加者や他校の学生さんと先生から、「学生さんと先生の距離が近い」とよく言われます。これは良い意味言われときもありますし、悪い意味で言われるときもあります。とくに東京衛生学園専門学校は、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧の東洋医療総合学科だけでなく、他の医療系学科がありますので。病院という組織の中で、様々な人間関係によって医療行為が行われる現場で働く為には距離が近いことよりも、一定の距離を保つことが求められるのかもしれませんね。鍼灸師が他の医療職種の方といっしょに働くことが当たり前の時代が来るときには、そのほうがいいのかもしれません。でも、距離っていうのは近さを知って初めて保つことができると私は思います。古代中国人の教えを学んでいる私は。

アメリカから帰ってきた私に「おかえりなさい」と当たり前のように声をかけてくれる学生さん。『週刊少年ジャンプ』を持ってきてくれる学生さん。この距離が東洋医療総合学科の学生さんと先生との距離です。