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​【鍼灸マッサージ師】第7回体験入学~3月に卒業後、開業した卒業生の講演~

2015年12月02日広報室より

3年間ではり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格をめざす東洋医療総合学科の第7回体験入学を11月29日(日)に開催しました。

体験入学は13時に始まり、教育の特長や奨学金制度、入試概要などをお伝えする「学科紹介」、実技授業を実際に体験していただく「模擬授業」、在校生に直接質問ができる「なんでも相談コーナー」などさまざまなコーナーを通して、約3時間半で学校のことがわかるイベントとなっています。
学生もスタッフとして参加しているのが本校の体験入学の特長!
今回は、2部(夜間部)の学生さん7名が参加してくれました!

東洋科 第7回体験入学 写真2

体験入学だけでしか聞けないのが「卒業生の話」。現場で活躍する鍼灸マッサージ師の生の声が聞けると好評です。
第7回の体験入学では、社会人経験を経て本校へ入学、卒業後に治療院を開業した土屋慶幸さんが講演してくださいました。
講演の一部をご紹介します。

土屋さんの前職は、為替ディーラー。3年前に仕事を辞め、40代後半で東洋医療総合学科に入学ました。
今年の3月に卒業後、「ストレス社会で頑張って働く方々をサポートしたい」という思いのもと、東京渋谷区・北参道に「ワークス北参道鍼灸院」を開業しました。
 

東洋科 第7回体験入学 写真3

一般の方の鍼灸受診率はどのくらいだと思いますか?
2014年、一般の方の鍼灸受診率は約5%。95%は、鍼灸治療を受けたことがない方、鍼灸治療の良さを知らない方がほとんどです。
そして、何より95%が未開拓の市場。可能性のある市場です。
5%の患者さんを取り合うのではなく、95%の方々に鍼灸の良さを知ってもらいたい――。
そのため、ワークス北参道鍼灸院では、老人ホームでのお灸教室、企業と提携し鍼灸を用いたストレスケアなど、鍼灸を身近に感じてもらえるような活動を行っています。その成果もあり、本院の鍼灸初体験率は90%。
1人でも多くの方に鍼灸治療を受けてもらい、受診率5%が6%、6%から7%と上がっていくように活動しています。

鍼灸治療は皆さんが思っている以上に効きます。そして、幅広い疾患に効果があります。
WHO(世界保健機関)は鍼灸療法について、神経痛、頭痛、関節炎、リウマチ、肩こり、腰痛、脳卒中後遺症、更年期障害、月経痛、中耳炎、喘息…など、さまざまな疾患に対し効果がある、と鍼灸療法の有効性を認めています。ですが、ただ単に鍼を刺せばいいというものではありません。
例えば、おなじみの腰痛。腰痛の原因として考えられる病気を調べるだけでも20個以上挙がってきます。
この症状は鍼灸で治せるか?なぜこのような症状がでるのか?と、東洋医学、西洋医学の両面から疾患を理解していなければ、鍼灸あん摩マッサージ師の仕事はつとまりません。
そして、知識だけでなく技術も必要です。私自身も学校選びの時、「技術の修得」を重視して学校を探していました。私が重視していた点と合致したのが東京衛生学園でした。
この学校は、年々カリキュラムが進化しています。昨年の2年生より、今年の2年生、と先生方が現状に満足することなく、学生の技術向上のために毎年カリキュラムをブラッシュアップしています。
その他にも、卒業生が大勢いることでの縦横のつながり、卒後研修制度など、治療家になるための環境が十分に整っている学校です。

最後に。3年間学校に通うことは、自分への投資だと思います。
商品は安く買えることに越したことはありませんが、自分への投資はケチらないでください。将来必ずリターンがあります。
私自身、先生や先輩、卒業生にたくさんのアドバイスをもらい、助けていただきました。
皆さんが入学された際は、卒業生の一人、鍼灸マッサージ師の先輩の一人として、皆さんをサポートさせていただきます。お会いできる日を楽しみにしています。
 

次回の体験入学は1/11(月・祝)13:00~16:30です。
今年度最後の体験入学です。参加申し込みは下記からお願いします。
東洋科体験入学バナー