東洋医療総合学科Blog

祝!100回目

2013年08月26日ももクロ

夏休みが終わってしまった。みなさん何をして過ごしていたのでしょうか。学校も始り夜間部は授業が始まってます。
 
でー、今年の春から始めたブログが、なんと今回で100回目でございます。すごーい、自分良くやった(笑)。じゃなかった、皆さんに見て頂き、本当に感謝しております。今後も継続していきますのでお楽しみに。
 
さて、もともと何故にブログを始めたのかってことなんですが、学校HPにおいて、広報部や各学科の先生方が最近のことを紹介するような形で始まったニュースコーナーがあり(今もあります)、今のブログのように更新しまくっていたのですが、まー訳あってて止めちゃっていたわけです。で、暫くして広報部さんからもう一度あんな感じのことをして欲しいとの要望で、『好き勝手にやって良いこと』を条件に、今年の春から『ブログ』として開始したというわけです。
 
でー、記念すべき100回目となる今回も、東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科ブログらしいことを述べてみようと思いつつ、好き勝手なことをコメントしてみようと思います。まー、いつも好き勝手にコメントしているだろと言われてしまえばそれまでですが(笑)。そうそう、文章と共にアップしている写真ですが、今回はスペシャルバージョンです!(笑)
 
写真:『ブログ更新100回おめでとう』とアメリカの友人から(笑)。自身の写真は初。
 
さて、夏休み夏休みって言うけど、我々教員(職員)は夏休みではないわけで、学校が閉まっているお盆の週はお休みですが、学生さんのように1か月近く休むなんてことはないのです。授業のないこの時期にしかできない仕事がいろいろあるのですよ。
 
で、私は何をしてたかっていうと、8月4日(日)に夏のバカ騒ぎこと『ももいろクローバーZ ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会』が行われ、一モノノフとして参加して参りました。今会えるアイドルことももいろクローバーZ恒例となった夏のライブ。7万人収容可能と言われる日産スタジアムをライブ会場として6万人収容のスタジアムに作りかえて行われました。私の夏休みはこれだけだったと、後から気づいたよ…(-_-;)。
 
写真:これ着て全力でペンライト振ってたら、翌日から4日間くらい右肩痛かった(-_-;)
 
まー、ここでライブの様子は置いといて、『QuickJapan』(クイック・ジャパン)って雑誌を知っていますか?。太田出版から発行されている、隔月刊の雑誌で、お笑い、テレビ番組、音楽、映画などを紹介する内容で、1994年に創刊されました。芸能人やアーティスト、文化人などの、様々な分野で活躍する人達のインタビューなどを掲載した雑誌です。この雑誌のvol.102が『ももいろクローバーZ 全力特集になっています』
ももクロの話の前にAKB48のことを少し。言わずと知れた、秋元康さんによるプロデュースによって2005年に誕生した女性アイドルグループで、「秋葉原で新しいアイドルを劇場から作ろう」というコンセプトでプロジェクトが立ち上がり、今では知らない人はいない日本を代表するアイドルグループとして、さまざまな記録を打ち立て、日本の音楽業界に新たな風を吹き込んだことはご存じのとおり。でー、
写真:カヨザイルです。チューチュートレイン中です。
そんな、AKB48とももいろクローバーZのことが次のように表現されています。
『AKBが栽培から出荷までをトータルで管理している完璧なシステムだとしたら、ももクロはその巨大農園を横目に見ながら、少人数のスタッフがコツコツと無農薬で有機栽培を続けてきたようなもの。たくさん収穫できなくてもいい。たった五本だけ、立派に育ってくれればいい。多少、形が整っていなかったり、大きさがバラバラだって構わない。素材の味がはっきりとした、しっかりと大地に根付いた作物、時には野ざらしにし、時には害中と戦わせながら育ててきた……だから、ももクロは強く、逞しく、五人それぞれの味わいがまったく違うのでないか?』
(QuickJapan vol.102 ももいろクローバーZ 全力特集 「ももクロ春の一大事2012横浜アリーナまさかの2DAYS」観戦記より)
うちの学校にはリハビリテーション科と看護学科があります。リハビリテーション科は理学療法士の国家資格の取得を目的とし、看護学科は看護師の国家資格の取得を目的としています。そして、東洋医療総合学科は、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格の取得を目的としていますが、これら3学科の資格って、仕事を始めたときに大きな違いがあります。
 
みなさん、自分が患者さんになったとして、あそこの看護師さんに診てほしい!とか、あそこの病院の理学療法士さんの治療を受けたいとか、あるいは、あそこの総合病院のレントゲン技師さん(診療放射線技師)にレントゲン撮って欲しいなーなんてこと考えて病院選びはしませんよね。もちろん担当してくれた看護師さんや理学療法士さんのの対応が良かったとかはあっても、あの看護師さんに診てもらわなければダメとかはないだろうし、もちろんそういった指名も病院ではできないです。
 
写真:ある日の親方。その1
だから病院という所で働くという場合、あまり個性的な方というのは求められないのではないのだろうかと思ったりします。でも鍼灸マッサージの場合は全然違くて、どの人に診てもらっても良いという人は少なくて、それは個々の技量の違いもありますが、その人(先生)に診てもらいたいという感情も働きます。これは西洋医学と東洋医学の違いとも言えるし、医師と共に病院で働く仕事と、開業して個人で働く仕事の違いでもあると思う。
写真:ある日の親方その2.野菜じゃないですよ…(-_-;)
医療従事者育成校の中でも、鍼灸の教育って、先のAKB48とももいろクローバーZの話にあったような、少人数のスタッフがコツコツと無農薬で有機栽培を続けているっていうのに似ている気がします。そんな中でも、今の鍼灸師養成校(大学・専門学校)って、国家試験の合格だけに目が言って、実技の授業も少なく、本当に卒業後に現場に出ることができるのか疑わしい学校も多いのが事実。
 
現在、毎年5000人以上が国家試験を受験する、はり師・きゅう師、そして2000人近くが受験する、あん摩マッサージ指圧師。100校近い数の学校があります。
 
だからこそ、そんな鍼灸学校の中でも、東京衛生学園専門学校はこだわった教育を今後もしていきたいと思っているし、理事長のおかげでそんな教育が現場でできています。5000人の中の60人。この60人が、立派に育ってくれて、形や大きさの違いも個性という味にしながら、しっかりとした基礎が身に付けれるように、時には厳しく、学校教育に取り組んでいきたいなーと思ってます。なーんてことを思った夏でした。ちゃんちゃん。
 
東京衛生学園専門学校 専任教員 高橋大希
 
写真:夏の一枚。こんな教務ですが、今後ともどうぞよろしく。