東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 証拠(笑)

2016年03月13日受験生必読!

3年間で37000壮のお灸。うちの学生だって「おー!」って感じになりますよ。なってましたよ(笑)
入学して私にやらされる宿題は、最初は全てが新鮮なんで面白くてやります。

写真:短冊形のペーパータオルに縦線20×横線5=交点100。この交点100カ所に施灸します。
施灸のズレ、穴開き、時間制限など学年時期によって条件が違います。みな何枚やり直したことか。


しかし、1ヶ月も経つとその難しさを肌で感じるようになってきます。
そして、夏休みになると大量の宿題に驚く、愕然とする。
でも、夏が過ぎるとお灸の宿題が毎朝の洗顔のように当たり前になってきます。
写真:左が昼のクラスの、右が夜のクラスの3年分。薄いペーパータオル(トイレにあるやつね)


そこまでいくと、やらされていた感のある行為が当たり前の行為となる。意識的にから無意識的にです。
この状態を我々鍼灸実技担当者は「マヒした」と言っています(笑)。
3年間マヒした結果がこれらなんです!
写真:全部積んでみた。すごい量でしょ。一枚1㎜もない紙がこれだけ積まれているんです。比較用にペットボトルのお茶。


みんな本当に3年間よく頑張りました。

みんなより練習した鍼灸学校の3年生は全国でもいないでしょう。
自身をもって臨床の場に出なさい。治療院に勤める人達は院長の指示をちゃんと聞き、院長好みの施灸を自由自在に披露しなさい。うちの卒業生を欲しいと求人を出してくれる先輩や業界の大先輩の期待に必ず応えれるから。

明日はいよいよ卒業式です。淋しいです。
 
おまけ:はい、「てずー」こと手塚先生がすべてのお灸の宿題を管理をしてくれました。ありがとうございます。