東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】ニカラグアで東洋医学

2017年09月19日イベント

オレンジ色の封筒が届いた。この色の文字は海外からですね。
私も原稿を連載している北米で発売している鍼灸雑誌NAJOMと同じ感じだが、サイズが違う。

よーく見てみると…ニカラグアの文字が!!!


八巻先生から届きましたー!

八巻先生は本校の卒業生(大先輩)で、本校を卒業後、中米のニカラグアで東洋医学の普及活動を始め、学校(大学ですよ!大学)まで作ってしまったすごい方です。私が学校に入職してから2度お見えになっており、昨年は学生さんの為に特別セミナーまでして頂きました!確かブログにアップしたはず…と探しても見つからず途中作成の記事を発見(-_-;)。その時はWFAS(世界鍼灸学会連合学会)の学術大会が日本開催ということで、ゲストでお見えになられた時で、私もそんなもんでアップしていませんでした。すいません八巻先生(-_-;)

ってことで、当時書きかけのブログの記事を掘り起こしてみます。

この時、先ほども書きましたがWFASの前日ですよ。学生さんの為に特別講演会を。先生も日本に来たばかりなのに、本当にパワフルで、あー、こういう方が己の身一つで海外に渡り東洋医学の大学を作ってしまうんだなーって思いました。


講演中の八巻晴夫先生!


現地での東洋医学の事情の前に、まずはニカラグアってところがどこのなのか、どんな国なのかを説明して下さいました。みんな知らないもんねー。私も今は大丈夫ですが、ふと場所を考えた時、南アフリカのあたりかなって思ってましたから。


学生諸君も真剣に聞いています。いつになく。ニカラグアに興味津々。


真剣に聞いていま…ん?このお姿は…。


どーん!「一日一回空を見上げよう」。理事長も一番後ろで聞いてます。


八巻先生もおっしゃってましたし、理事長も申しておりましたが、「是非、ニカラグアに!」と八巻先生からお話はあるのですが、理事長もなかなか時間が取れないようです。卒業生の話をする時の理事長はいつも嬉しそうです。


と、こんな感じで本校で特別講演会をして頂いたのが、2016年の11月2日でした。

で、今回そんな八巻先生から届いた封筒。中には本が1冊入っていました。


本書は、鍼灸師であり八巻先生の大学の後輩にあたる高橋正夫先生が、こらまでの八巻先生の活動を1冊にまとめたものでした。本書には、特別講演会で先生がお話された内容を、もっと詳細にまとめられておりました。「はりを使う東洋の魔術師」と言われ45万人以上を治療してきた先生。ニカラグアという地での治療以外の問題。死に直面したことなどなど、笑顔の先生からは想像できない鍼灸師としての人生を垣間見ることができます。

「凄い人のまわりには凄い人がいる!の法則(大希作)」ですね。
高橋正夫先生、お会いしたことはないですが、同じ高橋として親近感があります。本書のあとがきには、「困っている人を救いたい」という高橋先生の思い、そして同じ思いを持っている八巻先生のこのような活動、そしてそれは八巻先生のお父様の意思を継いでとのことも触れられています。

私も頑張らないといけないなーと思いました。学校でぬくぬくしていないで。

そして本書といっしょに同封されていた八巻先生からの手紙がこちら。


「高橋先生、ニカラグアへもお越しください。」と。も、ですよ、も。八巻先生本校のブログを見て下さっているとのこと、ありがたいことです。ってことで、理事長は忙しすぎて行けそうにないので、私が仲間を引き連れてニカラグアへ行きたいと思います!あっ、今年は無理ですので、来年以降に必ず!