東洋医療総合学科Blog

祝!兵頭明先生 卒業式の様子 その2

2014年03月19日イベント

還暦(-_-)。
 
還暦(かんれき)とは、干支(えと:十干十二支)が一巡して、起算点となった年の干支に戻ることです。東洋医学を学ぶとこういうことも勉強していくのですが…。一般的には赤いちゃんちゃんこを贈ったりすることで知られていますよね。
 
『還暦=(暦上で)生まれた年に還る=赤子に還る』という事で、『赤子(赤ちゃん)』に掛けて『赤いちゃんちゃんこ』とギャグのようですが昔から行われています(笑)
 
また、男性の厄年の一つがこの年にあたるという事から、一つの魔除け・厄除けとして赤いちゃんちゃんこを贈るというのもあるようです。この手の考え方はおおよそ、古代中国の考え方に影響を受けているのですが、赤=血の色というのが関係してくるでしょう。
 
ってことで、卒業式での話なんですが、謝恩会にて気の利く専攻科の卒業生が、ピン様こと兵頭明先生の還暦祝いをやってくれました!実は謝恩会委員のメンバーである専攻科のイチクラさんから相談されていたんです。『年齢的な事を嫌がる先生もいるの、兵頭先生大丈夫ですかねーと』。で、『問題ないでしょ!』ってことで実行されました。イチクラさん本当に素晴らしい!
 
日本の鍼灸漢方界の為に何十年と貢献してきて、中医学という言葉から、その医学体系までの日本に広めた第一人者である兵頭先生
 
正直、かなり喜んでいました。昨日も。飲み会で(笑)
 
人前で講演することも多く、天安門での歴史的な場面でも多くの人の前で立った事のある兵頭先生が、ちゃんちゃんこをもらう時に緊張からか震えたと言ってました。あの、ピン様が震えたんですよ!事件ですよ(笑)。
 
写真はその時のもの。先生には赤いちゃんちゃんことお祝いの言葉が送られました。
 
兵頭先生、あらためまして還暦おめでとうございます。お体には十分気を付けて下さい!なんて、先生に言ったら釈迦に説法以外の何でもないのですが、いつまでも元気な先生でいて欲しいと教え子一同思っております。