東洋医療総合学科Blog

GW明けの灸実技

2013年05月09日授業の様子

 やっと実技の授業って感じになってきました!
何がって、写真↓を見て何か気付きますか。
 
そうです、白衣になりました!
 
ん?そうだっけ?、と思った人は過去のブログを見てみてちょ→『灸実技はじまる』
 
採寸した白衣の胸に名前の刺繍をしてもらい、やっと手元に届きました。
 
東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科と臨床教育専攻科の実技は上下白衣に着替えます。下着も透けないように色を工夫したり、重ね着したりします。靴下も白。白でもワニのマークとかあるとダメです。
 
ちなみにこの写真↑、前回灸実技を紹介したとき(『灸実技はじまる』)と同じ構図で写真を撮ってみました(笑)。気づきましたか?
 
写真:エリカとアヤネ。あーん、エリカ下向きすぎ。
 
白衣に着替える意味というのはいろいろなものがあります。
 
衛生上の問題で、汚れがわかりやすかったりするのですが、白衣と言っても白色に限らす、使用される現場によって様々です。よく外科医が『メス!』ってドラマで言っているシーンなんかは緑色だったりしますよね。感染防止の目的までいくと、使い捨ての白衣になるそうです。ですので、洗濯しない白衣ほど不衛生なものはないです。
 
白衣高血圧(はくいこうけつあつ)という言葉を知っていますか?病院の診察室などで、白衣を着たお医者さんや看護婦さんに血圧を測られると、普段よりも高い血圧が計測される現象です。白衣症候群とかホワイトコート症候群とも言われます。
白衣という制服が引き起こすそんなものもあるのです。
写真:カナエとユカ。真剣!
鍼灸マッサージ師の先生方の多くは、服装を工夫している人が多いです。スポーツマッサージを専門におこなっている先生なんかだとジャージだったり、小さいお子さんが多い先生だと私服だったりと。
白衣がいいかどうかは置いといて、同じ目的を持った者同士が同じ服装をするっていうのは、ちょっと気持ちが引き締まるなーと思うのは私だけでしょうか(笑)。ちなみに、普段着で通勤している私にとって、入学式、学会、卒業式などでスーツを着ると、そんな意味もあってか、ちょっぴりキリッとします(笑)