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2014年10月09日授業の様子
何度かこのブログで言っていますが、今年の3年生は新カリキュラム1年生です。私が東京衛生で仕事を始めた年に始まったカリキュラムも10年以上経ったんです。その当時のカリキュラム1年生が、今いっしょに教員をやっている学科長代行の波田先生と西村先生です。
で、『最強の実技校』と呼ばれる東京衛生学園専門学校の鍼灸実技ですが、基礎を徹底的に鍛えることは皆さん知っての通りですが、新カリキュラムになって、3年生でも基礎を鍛える授業ができました。
鍼灸基礎実技Ⅲです。ちなみに、Ⅰは1年生で、Ⅱは2年生で行われますが、前のカリキュラムではⅡまでしかなかったんです。
で、私がメインを担当しながら、いろんなことやってます。写真をご覧下さい。患者さんの肩の筋肉をつかんで押手(鍼を支える手)を構える特殊な方法(つかみ押手)を用いて肩に鍼を刺しています。直接、肩のコリをつかんで、そこに鍼をするちょっと高度なテクニックです。
写真:真剣ですね、もも!
しかも、そうして刺した鍼の上にお灸のモグサを付けて火をつける、灸頭鍼を行います。つかみ押手で直接コリを把握して、その上から灸頭鍼をして、頑固なコリを溶かしてしまいます。気持ちいいんだよー。
写真:タダさんが灸頭鍼に火を付けているところ。手際良し!
写真:ダイキ、こっち見なくていいから!
写真:両方の肩に同時に灸頭鍼中!
写真:灸が燃え尽きたら、新しく付け替えます!ヨウコさんも手際良し!あっ、水で濡らした綿花を硬く絞ったもので燃え尽きた灰を取り除くのがTEG式です(笑)
これらを行うには、
①肩の筋肉や骨の解剖学的な知識がしっかりしていること。
②肩などの刺鍼の難しい部位でも安全に刺せること。
③灸頭鍼が当たり前のようにできること。
④上の①か③をスムーズに行える基礎力があること。
以上ができないと、まー、時間かかって仕方ないよね。患者役も疲れてしまいますし、授業にならない(笑)。うちの3年生だから楽にできます。教えるのも(笑)
そして、これだけで授業は終わりません。お灸の基礎を確認しながら新しいことをどんどんやっていきます。続きは明日のブログでー。