東洋医療総合学科Blog
電子書籍について
2013年04月20日大希のつぶやき
電子書籍がだいぶ普及してきた(-_-)。
iPadなどのタブレットを持っている学生さんも東京衛生学園専門学校には多い。
機械物が好きな私も様子を見つつ購入したのだが、あまり、いや全然使用していない。もともとの目的は自炊であった。
自炊(電子書籍に関する)とは、自分の本や雑誌をスキャナーで読み込んでデジタル化することです。自分で本や雑誌を裁断機などで分解したりします。
鍼灸の本を自炊して、データをタブレットで持ち歩いていれば、いつでもどこでも何百冊という鍼灸の本が鞄の中に入っている状態になります、なります。なるのですが…。
個人的な感想を述べると、鍼灸関係の本っていうのは、やはり本腰入れて読むものなんで、この本読みたい(-_-)/と思ったら、やはり紙の状態がベストのようです。
あの本のあのページのあそこにある一文なんだったかなーというとき(特に古典なんか)、記憶に残っているのは本の手触りだったり、厚みだったり、紙質だったりも重要なんですよねー。
もちろん、検索に必要な辞書的なものはデジタル化しておくと確かに便利ではあるのですが、読み物としての命は失われているような気がします(-_-)。
だからこそ、本は自分で買って持っておくことが大事になってきます。
患者さんの命を預かる仕事。
患者さんの病気ではなく、その人全部を診るのが東洋医学。
本にも命があるのだから。
借りて読むより、読まなくても買っておく。それが大事。
つーわけで、今後、鍼灸師高橋大希お勧め図書を紹介していきます。
ちなみに、図書を紹介しても、私には何の見返り(出版社さんや著者から)もありませんので(笑)。
授業以外のこんな工夫も、他校にはない東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科の魅力の一つです。
