東洋医療総合学科Blog

コウちゃん

2013年06月13日今日の東京衛生

コウちゃん(-_-)。と、言っても柴咲コウちゃんではない。
 
川井先生のことです。川井先生はうち(東京衛生学園専門学校の東洋医療総合学科&臨床教育専攻科)の卒業生です。臨床教育専攻科卒業後、教員助手を1年やって専任教員になりました。学生中から優秀な人でしたが、一緒に教員をやっていてもその能力の高さを感じます。教員歴は私のほうが長いのですが、私からアドバイスしたりすることはまずないですね。私がやりたくない仕事を押し付けることはありますが(笑)。
 
写真:川井先生。教務の机で。
 
昨年から川井先生は3年生のフォローアップ担当に任命され、3年生を国家試験に受からせるベく奮闘中です。昨年度は学生さんの頑張りがあったのですが、残念ながら国家試験は合顎率100%にはなりませんでした。まー、誰よりも凹んでいたのは川井先生ですね。
 
川井先生とは関係ありませんが、学生さんの指導をしていると、勉強のことも臨床のことも、良い意味でも悪い意味でも自分のこだわりや、やり方を持っている人がいます。それ自体は悪いことではないのですが、国家試験の合格と治療に必要な知識は完全にはイコールではありません(注:あくまで、『治療』にですよ。鍼灸師には必要です)。だから、過去の問題の傾向や効率の良い勉強の仕方、覚え方というのが存在します。ぶっちゃけ、ゲームなんかと同じです。臨床では、どんなに鍼を刺す練習をしても、多くの本を読んでも、それを実際の治療で生かさなければ、なーんの役にも立たないと言っても言い過ぎでではないでしょう。臨床をしてない人(含学生)がどれだけ、知っている知識でイメージを膨らましたところで、臨床をしている人の経験にはかないっこないのです。
 
教えてくれる人がいるなら、まずはその人の意見に耳を傾け、素直にやってみる。文句を言うならその後だよね。
 
治療家は謙虚であれ。
 
先のブログでも紹介しましたが、福岡で学会が行われたたので、帰りに太宰府天満宮に寄って、今年の3年生の合格を祈ってきました。帰り、仲店で面白いものが。いっしょにいた我々に『買いなよ!』と半ば強引に言われて川井先生が購入したのが下の写真です。(笑)。今年はビシビシいくかもよー(笑)