東洋医療総合学科Blog

臨床教育専攻科の教育実習が終了しました

2013年06月21日今日の東京衛生

教育実習が終わりました。
 
個人的な感想として、いろいろと学ぶことが私自身とても多かったです。
 
私が担当したシズカちゃんの灸実技の授業が、今回の授業のトリでした。
 
写真:知熱灸。シズカ作
 
みんな、一生懸命、担当になった授業をやっていました。東京衛生学園専門学校は昼間の部と夜間の部があり、我々教員も両方の授業に関わるため、勤務時間も複雑です。そんな我々に振り回されながら、質問に来て、指導案を書き上げて、怒られて、泣いて、毎日のように朝の8時くらいから夜の9時過ぎまでがんばっていましたね。
 
写真:シズカちゃん実技のデモ中。
 
教育実習生として実力不足なのはわかっているから努力する。でも、努力したから良い授業になるわけでも、学生さんの知識や技術になるかは別問題。頑張ったってダメな授業はダメなんです。声が大きかった、落ち着いていた、笑顔が素敵だった、そんなことで知識や技術が身に付くなら、教育ってやつは、よっぽどお気楽なものですよ。
 
 
毎年のように、何名かの教育実習生と縁があって指導させて頂いていますが、学んでいるのはみなさんだけでなく、私だって同じです。とても勉強させて頂いています。
 
そして、そんなだから、皆さんがやった授業がダメだと私も悲しいし、うちの学生さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。私だって泣きたいよ。
 
この2週間で得たものが、今後の皆さんの人生にきっと役に立ちます。だから、素敵な教員になる前に、素敵な鍼灸師に、そして素敵な人になって下さい!
 
写真:左からフクダ君、チヒロ、シズカちゃん、ミホちゃん。4人とも、本当に2週間お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。