東洋医療総合学科Blog

ファンキー高橋!

2013年06月27日受験生必読!

私のことではないです。うちの学生は私を下の名前(大希)で呼びます。大希先生と。
 
ファンキー高橋とは、本講の講師、高橋雅明先生のことです!
 
写真:講義中の先生。この写真だとちょっと恐いか…(笑)。すいません、先生。
 
先生は長年本講で教鞭を執られている開業鍼灸師です!埼玉県の川越市で開業治療院をされていますが、週に2回、昼のクラスと夜のクラスの2年生と3年生の授業に来てくださいます。
 
音楽が好きで『東武東上線バンド』というバンドのボーカル&ギターもやってます。ちなみにこの、バンドはうちの卒業生達と組んでます。ロッカーでファンキーな先生を、学生さん達は敬意も込めてファンキーと呼びます(笑)
 
雅明先生の担当授業は臨床医学総論&各論という、いわゆる西洋医学の病気の話。どんな病気ではどんな症状が出現するのか、どんな薬や治療が行われているのかといった内容です。何も知らないと、これはお医者さんの為の授業か?と思ってしまいます。現に、この科目を他校ではお医者さんが教えていたりするところもあります。西洋医学一部の知識は、医療に携わる者としては最低限知らないとダメな内容が多いです。それは鍼灸師も同じ。では、最低限とはどの位のことなのか。一般的には国家試験に出題される内容となってしまいます。もちろん、それでいいのですが…。
 
しかーし、雅明先生の授業は違います!国家試験に出題される重要なところはもちろんのこと、開業鍼灸師として、日々の臨床の中で遭遇してきたたくさんの経験が盛り込まれています。お医者さんの為の西洋医学ではなく、鍼灸師に必要な、臨床家に必要な情報が盛りだくさん。臨床に出た時に、先生の授業の内容のありがたみがわかりますよー。〇〇病に良く出る症状は何か?みたいな感じで出題される国家試験の知識はもちろん大事。でも、そういう症状って、病院に来る患者さんにはあっても、鍼灸院に来る患者さんには少ないことが多くて、鍼灸師の臨床に必要な知識や重要なところは他にあったりします。わかりやすく言うと、病院に通っている患者さんは、はっきりと〇〇病ってわかる状態ですが、鍼灸院に来る患者さんはそうでないことも多い為、重大な病気が隠れていないか見抜いていく必要もあるのです。
 
開業鍼灸師だからこそわかる西洋医学の重要性。鍼灸師の爲の西洋医学。
ベテラン開業鍼灸師の雅明先生だらかこそできる授業。教科書の知識をわかりやすく教えるだけの授業ではない、臨床を意識した授業内容。ここにも本校の特徴が。同じ科目名を教えている学校は多くあっても、担当の先生と内容は、うちの学校は一味も二味も違うよー。