東洋医療総合学科Blog

放課後の実技室

2013年06月28日受験生必読!

東京衛生学園専門学校の実技の授業は厳しい…(-_-;)。
 
実技の授業中の集中度は、座学の授業の比ではないだろう。
 
下の2枚の写真、何年生の授業だと思いますか?
 
写真:手前の学生さん達は相手の足に刺してますが、奥をみると座ってるような…。
 
写真:1枚目の写真の奥に移動すると、こんな感じ。
 
これらは、放課後(と言っていますが、15時から17時までの、昼の夜のクラスの授業の間の時間帯)の実技室解放の様子です。東京衛生学園専門学校では、放課後に実技室を解放しています。授業で習った内容を復習するのが目的です。灸とマッサージの練習はいつでも可能。鍼の練習は、週に5回(水、日以外)は先生が指導にもついてくれます。もっとも、先生がいないと危ないしね。
 
本校に入学して、最初の実技授業で私に言われることがあります。
 
「実技の授業は、新しい技術を習う時間。そして、習ったことが正しく身に付いているか確認する時間」と。
 
つまり、練習は、各自が時間を作ってやるしかない。東京衛生学園専門学校は、他校よりも多くの時間を設けていますが、それでも、時間は足りない。まー、私の理想が高いのかもしれませんが、普段、学校の教壇に立ちながら、臨床もやっている身としては、臨床の難しさも大変さも、嫌ってほど知っているからね。
 
写真:ひかりがTPに刺鍼練習中。真剣!あっ、ここからの写真は連続でご覧下さい(笑)
 
写真:なかなか思うように入らず、集中力が切れて笑顔に…。(笑)
 
写真:あーん、(鍼が)入らない!(笑)。ジタバタジタバタ(笑)
 
写真:でも、やるしかないので再び挑戦(笑)
 
鍼を刺すことって、そんなに大変なことではないのです。だって、鍼ではないけど、フォークをお肉に刺したり、爪楊枝をリンゴに刺したりしたことはありますよね。
 
でも、刺すのと刺せるのは全然違います。
 
いろんな学校の学生さんが鍼を刺すのを見る機会がありますが、ほとんどが刺しているだけ。刺せる気になっているだけの勘違いと言っても、言い過ぎではないでしょう。きちんと刺せると、目的以上の効果を引き出すことができるのが鍼。でも、ただ刺すだけだと、何の効果もありません。ピアスなんかといっしょです。あっ、おしゃれにもならないからピアス以下かな(笑)
 
刺すのと刺せるのの違い、技術の奥深さ、自分の未熟さ、いろんなことを習って、体験して、少しづつ上手になっていく。技術を身に付けるのって、時間がかかるのです。
 
みんなより、一足先にこの世界に入って、一足先に大変さを知っているからこそ、ついつい厳しくなってしまいます(笑)
 
 
はい、最後はナオのアップをどうぞ(笑)