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治療院訪問記

東洋医療総合学科:卒業生の治療院訪問記 その11 ~施設見学編~

2011年08月26日治療院訪問記

 東京衛生学園東洋医療総合学科では臨床体験実習の他にも「施設見学」として様々な施設を見学することが可能です。例年夏休みの期間を利用して3年生を対象に実施しています。

 松尾正美先生は2004年に当校を卒業し、現在横浜市戸塚区で(有)あすなろ を立ち上げ、訪問治療やデイサービス、鍼灸マッサージの治療院や接骨院と幅広い観点から地域住民の方々の健康をサポートしています。
 治療院を開設し、訪問治療を行っている所は多数存在しますが、松尾先生の所では1階で施術所、2階でデイサービスを行なっており、更に鍼灸マッサージの訪問も行なっています。同施設内でデイサービスを行なっている所はめったにありません。その理由として広い施設の確保に加えて、開設に当たって看護師さんを始めとする他の医療資格取得者が必置要件となっていることなどがあげられます。
 施術所、訪問治療、そしてデイサービスと幅広く行なっているため、当然スタッフの数も相当数になります。当校の卒業生も見学当日に患者さんにマッサージをしていた小林先生(2007年卒)など、現在3名がお世話になっています。

 「患者さんもスタッフも、そして経営者も皆が笑顔になれるように」と語ってくれた松尾先生。治療者としてだけでなく経営者としての立場からも現在のあはき師の現状について、良い所だけでなく厳しい所も含めて見学した学生に時間を割いてお話しいただけました。

 あはき師の資格を取ってからどう活躍できるのか、どう活躍したいのか。そんなことを考える1つのきっかけとなるのが施設見学。学校の中だけでは決して学ぶことのできないことも東京衛生学園では提供しています。

学科長:光畑 昇

写真:松尾正美先生
、1階の治療ブース、2階のデイサービスを行なう施設、卒業生の小林先生の施術を見学する学生たち

松尾先生 あすなろ1階施術所 あすなろ2階デイサービス 小林先生と学生