トップページ 4つの学科 鍼灸あん摩マッサージ指圧 学校|東洋医療総合学科トップ 治療院訪問記 東洋医療総合学科:卒業生の治療院訪問記 その18 ~アットホーム編~

治療院訪問記

東洋医療総合学科:卒業生の治療院訪問記 その18 ~アットホーム編~

2012年02月23日治療院訪問記

 東京衛生学園は「教員と学生との距離が近い」ということが一つの売りになっているようです。2009年に実施した在校生アンケートでも本校を薦める10の言葉の中に入っています。そんなこともあって本校には卒業生たちが本当によく顔を出してくれます。求人の紹介だけでなく、後輩を励ましにとか、出産の報告とか、その要件は本当に様々です。けど、卒業生同士の間ではどうなんでしょうか。

 福岡豊永先生、ミキ先生ご夫妻は共に1998年に東洋医療総合学科を卒業し、現在神奈川県葉山町で「天空洞治療室」を開業しています。結婚されたのは卒業後ですが、在学中から大変仲の良いお二人でした。そんなお二人の元には現在、奥村江里先生(2006年卒)、星 佐和子先生(2008年卒)、櫻井菜津美先生(2010年卒)と3名の卒業生がスタッフとして勤めております。スタッフ全員が本校の卒業生です。やっぱり卒業生が卒業生を指導!しているかと思いきやそんなことも無いそうです。「楽しく働こう!」というのが福岡先生のモットーで、従業員もそれにならって本当に楽しみながら働いているそうです。私がお訪ねした時はミキ先生が治療中でしたが、お友達が来ているのかと思うくらい患者さんと本当に親しみを持ってお話しをしておりました。「アットホーム」という言葉が本当にピッタリくるような治療室そしてスタッフ仲です。

 そんな「アットホーム」さを醸し出している福岡先生ですが実力は本物です。週に一度日本医科大学附属病院東洋医学科でも鍼灸外来を担当しています。中国では当たり前のように病院の中で鍼灸治療が行われていますが、日本では制度的な問題等もあり中々浸透していません。そんな数少ない大学病院での鍼灸治療を行えるのも、実は当校の卒業生ということが大いに関係しております。(福岡先生の実力があってこそですが・・・)

 学校も職場も環境が大切です。設備などのハード面よりも、やっぱり“人”のソフト面の方が大切だと思います。ホームページでは色々なことを紹介しておりますがソフト面は中々伝えることができません。学校も職場も実際に行ってみて、そこにいる人たちと直接触れてみて、自分自身に合うか合わないかを判断することが本当に大切だと思います。  

学科長:光畑 昇

写真:「福岡先生ご夫妻」「奥村先生(右)と星先生(左)」「治療ブース(と院長のふくすけ先生?)」

福岡先生ご夫妻 奥村先生と星先生 天空洞ブース