トップページ VOICE 在校生インタビュー:看護師をめざす看護学科・鴨須賀さん

VOICE

看護学科・鴨須賀さん

同じ目標を持つ仲間と努力しながら学べることが嬉しい!
苦手な勉強にも必死で取り組んでいます。

看護師

鴨須賀 安希 さん

看護学科3年生
(東京都立山崎高等学校出身)

  • 在校生

入学前は高校生

看護師をめざした理由は?

幼少期に交通事故にあい、半年ほど入院しました。
初めての手術や長期入院で、不安な私に寄り添ってくれたのが看護師の方でした。
相談に乗ってくれたり、楽しませてくれたりと、
当時の私にとって看護師の方の存在はとても大きなものでした。
「将来は看護師になれたらいいな」と考えるようになったのはその頃からです。

高校2年生で進路を決めるとき、
「人の役に立てる仕事に就きたい」=「看護師になりたい」
という気持ちは変わらず持ち続けていたので、迷わず看護師の道を選びました。

東京衛生学園を選んだ理由は?

自宅から通える学校を中心に4校見学しました。
東京衛生は自宅から距離がありましたが、父がすすめてくれた学校です。

看護学校は、厳しくて堅いイメージがあったのですが、
東京衛生は先生の受け答えが柔らかく、雰囲気が良かったのを覚えています。

私が入学したのは開科初年度の1期ですが、
前年度までの約70年に渡り、二年課程の看護学科があった実績への信頼感もありました。
3年制で1年早く現場に出られることもメリットに感じましたし、
1期生として新しいスタートをきれることにも惹かれたので、受験しました。

学生生活はどうですか?

学生生活の様子 同じ目標を持つ仲間と努力しながら学べることが嬉しいです!
高校時代は部活に集中していたので、あまり勉強はしていませんでした。
でも、看護師の道を選んだからには、
他の人には負けたくない!クラスで1番の成績を取る!くらいの意気込みで、
苦手な勉強にも必死で取り組んでいます。

放課後は友達と雑談しながら勉強したり、
昼休みにランチへ行ったり体を動かしたりしてリフレッシュしています。
学校はアットホームで仲が良いと思います。
先生と学生の距離が近いし、他学科との交流会もあって、
医療職をめざす者同士が高め合える環境です。

高校生の自分と今の自分、変わったことはありますか?

私は内気な性格で人と話すのがあまり得意でありません。
でも、看護師はコミュニケーション能力が大事なので、
入学後は「積極的に人との関わりを持つ」という目標を立てました。

クラスメイトは18歳~40歳代の方までいて、
幅広い年齢層の方と話す機会が持てる今の環境は、
コミュニケーションを高めるのに最適だと思っています。
社会経験豊富な方の物事の考え方や話し方、言葉遣いなども参考にしています。

看護の勉強はどうですか?

勉強は難しいです。
授業はついていくのに精いっぱいなので、
休みの日に復習することもあります。

高校生の時のように丸暗記して、
その場だけ覚えれば良いというわけでなく、
今学んでいることに2年生、3年生の学びが積み重なるので、
身になっていなければ意味がありません。

大変だけど、わからないところが理解できると楽しいですし、
クラスみんなが頑張っているから一緒に頑張れています。
6月から看護技術の演習授業も始まりました。

これから叶えたい夢、目標

人との繋がりを大切にする看護師になりたいです。
どんな分野に進むかはまだ模索中ですが、
今は保健師の仕事に興味を持ち始めたところです。
この3年間で自分に合う分野を見つけていきたいです。

看護師をめざす高校生へアドバイス

学校選びでは、目に見える合格率の数字ではなく、
校風が自分に適した環境かを見極めて、
在校生や先生に質問しながら、できるだけ多くの学校を見学してください。

また、高校で習う基礎の勉強は後々役立つので、
授業を疎かにせず日々の学びを大切に過ごしてください。

看護師には、考える力や伝える力が求められます。
つい周りの意見に合わせてしまいがちですが、
授業ではグループワークも多く、常に自分の意見が求められます。
意見の伝え方も実は難しいです。

自分だったらどう考えるか?それをどう伝えるか?を意識して、
周りに流されることなく、ブレない自分の考えを持つことが、
看護師への一歩に繋がるのではないかと思います。

(1年生の時に取材した記事です)