VOICE
「実習は準備が9割!」
在校生に臨地実習について聞いてみました!
看護師
曽羽 睦実 さん
看護学科3年生
(社会経験を経て入学)
- 在校生
入学前は社会人
看護師をめざしたきっかけは?
看護師をめざしたのは、高校生の時に父を亡くしたことがきっかけです。
医療の知識があれば、もっと父にしてあげられることがあるのではと考えましたが、
その当時の私は「今の未熟な自分に、人の生命に関わるような仕事は難しい」と、
踏み切ることができず、大学卒業後はゲーム関連の会社で働いていました。
その後、自分自身や家族の入院で、多くの医療従事者と関わる機会がありました。
病気やケガという苦痛や不安を伴う大きな出来事の中で、患者様にとって看護師の存在はとても大きい存在だと感じ、
人生経験を積んだ今なら自分にも何か貢献できることがあるかもしれない、と思い切って挑戦することにしました。
東京衛生に入学を決めた理由は?
東京衛生のオープンキャンパスに参加して感じたのは、先生方が温かったこと。
一人ひとりに真摯に対応する姿が印象的でした。
この先生方から看護を学びたいと思い、入学を決めました。
入学後もこの印象は変わっていません。
学生一人ひとりの個性を大切にして、良いところを大切に育ててくれる学校です。
少しでも気になる方は学校を見学してみてください!
臨地実習について教えて下さい。
「実習は寝る時間もないほど忙しい」というイメージがありましたが、そんなことはありません。
実習を終えて感じるのは、事前準備の大切さです。
先生からも「実習は準備が9割!」という話があったのですが、
アセスメントに必要な項目や患者様の発達段階をリサーチしておくことで、
実習中の情報収集がスムーズでしたし、帰宅後の学習時間の短縮にも繋がりました。
また、先生が病院内にいるので、気になることがあれば、相談できる環境です。
患者様の看護援助で相談した際、
「患者様のできないことではなく、できるところ、持てる力を伸ばすことを考えてみよう!」
と助言してもらい、患者様を捉えるための大切な視点に気付き、患者様に合った援助を行うことができました。
実習中の1日のスケジュールを教えて下さい。
東京衛生には、高校卒業後に入学する現役生だけでなく、社会人経験のある既卒者も多く在籍しています。
私も既卒入学者で、保育園に通う子どもを育てながら通学しています。
実習中は朝が早かったので、子どもを保育園へ送るのは家族に協力してもらいました。
帰宅後は子供のお迎え、夕食などや家事などを済ませて、
家事の合間の隙間時間や寝る前の時間を、記録の記入や学習時間に充てていました。
実習終えて…感想を教えて下さい。
その人らしい生活を支援するため、看護師として医療知識や技術を持つことはもちろん必要なことですが、
多角的な視点で患者様を捉えて判断、行動できるようになりたいと思うようになりました。
また、東京衛生はグループワークの授業が多いですが、
実習を経験したことで今まで以上にメンバーの視点や考え方を参考にするようになりましたし、
思考や知識の幅を広げるために様々なジャンルのニュースを意識的に読むようになりました。
(2年生の2月に取材した記事です)