東洋医療総合学科Blog

鍼灸の治療法

2015年01月30日授業の様子

鍼灸には多くの治療法があります。流派と言ってもいいです。
 
写真:授業内容の板書。貴重な情報が入っているのでアップ!
 
素人さんや患者さんには、手に鍼を多くしてるとか、頭にもするとか、あるいはお灸をするとかしないとか、そのくらいしかわからないと思います。しかし、勉強していくと、使う道具の違い、それを用いる部位(ツボ)の違い、そのツボを選ぶ為の理論と大きく違っています。鍼灸学校を卒業する頃になると、みな自分がどんな治療法で患者さんを治療しようか悩みます。
 
私は鍼灸大好き人間なので、いろんな治療法に興味があります。本を読んで学んでみたり、先生に聞いたり、それを実践してみたり…。それでも自分の治療の核となる鍼灸治療法があります。
 
写真:うちの学科長代行の波田先生と同級生のシマヅ君が専攻科の実技指導中!
 
そんな鍼灸の教育において、現在、東京衛生学園専門学校で教えている鍼灸治療法の一つに長野式治療法&キー子スタイルというのがあります。他の学校では習えましぇーん(-_-)/
 
長野とは、治療法を作った故長野潔先生の名字。キー子とは、それを発展させたお弟子さんである松本岐子先生のお名前です。長野先生が作った治療法をキー子先生が発展させた!と思って頂いて良いと思います。
 
写真:肘にある曲池(きょくち)というツボの近くに鍼をしてます。
 
長野先生にはキー子先生の他に、村上先生というお弟子さんがおり、この治療法を、いや、長野先生の意志をついで鍼灸の啓蒙普及に取り組んでいます。そんな村上先生ですが、かれこれ本校で10年以上学生の指導に協力して下さり、村上先生に教わった本校の卒業生が臨床の現場で活躍しております。
 
それが写真のシマヅ君とゲンです。あっ、シマヅ君に君を付けて、ゲンは呼び捨てなのには理由はないです(笑)
 
そして、今この二人が学生の指導に協力してくれています。感謝感激雨霰です(T_T)
 
写真:学生指導中のゲン。いや、ゲン大先生ですねー。
 
シマヅ君が説明し、ゲンがそれを手伝う。まさか、こんな日が来るとは思っていませんでしたよ。こういうのがあると、学校の先生やってて良かったなーと思います(T_T)
 
この2人が学生指導をしてくれた後に、いよいよ村上先生がいらっしゃいます!