東洋医療総合学科Blog

鍼灸の治療法2

2015年02月02日授業の様子

シマヅ君とゲンの指導の2回目が終わりました。
前回のブログを見ていない人はそちらから順に見てちょ。
 
あっ、ちなみにこの授業の様子は臨床教育専攻科です。東洋医療総合学科じゃないよ。
本日の内容は、下垂処置、筋緊張緩和処置、肝実処置、肝虚処置と前回の復習です。
※専門用語になりますので、詳しい解説は省略します。
 
写真:板書するゲン。写真撮られるのを嫌がる(笑)
 
シマヅ君が実技のデモをしながら解説したことを、ゲンが文章と図でホワイトボードに記載していきます。すばらしい共同作業です。息ぴったり。
 
写真:シマヅ君が魚際(ぎょさい)の押し方を解説中。こういうちょつとしたコツが、普段その治療法で臨床をしている先生のアドバイスって感じがします。
 
写真:シマヅ君のデモをしっかり見ているゲン。横から。
 
写真:シマヅ君のデモをしっかり見ているゲン。後ろから。Tシャツに注目!
 
写真:お腹の横にある帯脈(たいみゃく)というツボ。ここは刺鍼時に痛みが出やすい。しかし、効果が高いツボだからこそ、刺し方を詳しく説明中。ポイントは押手(鍼を支える左手)とシマヅ君。
 
写真:シマヅ君の解説を聞いて必要なことを書き加えていくゲン。
 
写真:大敦(だいとん)という足の親指のツボを解説中。長野式&キー子スタイルで、大敦は反応によって4カ所の中から選穴します。
 
写真:本日の板書。byゲン
 
人に実技を教えるというのは大変難しいことです。
相手(ここでは生徒)の知識量、経験に応じて話し方を工夫する必要がありますし、実技のデモの時にも、教える順番や、技量に応じたアドバイスが必要になります。
 
はっきりいって、私は教えるのが上手いとか下手とかいうのはセンスだと思っています。努力したから上手くなるとは思えません。上手くなっている人も知りません。
 
しかし、今の自分の教え方より次回少しでも上手に教えることは可能です。
 
それは、本人がそうなりたいと強く望んで行動することです。
知識が増えたから、経験を積んだから上手くなるのでありません。知識を増やして経験を積むのは教える者として最低限やるべきことです。その上で、どうすれば上手く教えられるのか考えて行動しないといけません。
 
二人は指導のプロではありません。しかし、教える努力もしてくれます。自分の為に、学生の為に、今後の為に。志の高い仲間との交流は楽しいです。