東洋医療総合学科Blog

初相手に鍼刺し

2013年08月30日授業の様子

夏休みが終わり、夜間部の授業が始っています。鍼の実技も再開してます。
 
写真:鍼灸実技授業開始前の準備体操。手の筋力と柔軟性を増すことを目的としたトレーニングを毎回行うのが東京衛生学園専門学校の特徴の1つ。こういった地道なトレーニングが3年間繰り返されると、他校の卒業生がちょっと真似したくらいでは身に付かない基礎になってくるのです。
 
夏休み前に自分の足(膝下あたり)に鍼をしましたが、授業時間でいうとすぐに次の時間にお互いの足に鍼を刺すのが東京衛生学園専門学校の授業。
 
写真:手の柔軟体操の仕上げをしてるところ。カメラ目線で笑顔のミズキ(笑)
 
自分の身体に鍼を刺すことで、刺されることや刺すことに慣れるというのも一つの考え方ですが、自分の足に鍼を刺す時と相手に鍼を刺す時では当然姿勢が違ってきます。鍼を刺すことと刺されることに慣れるくるいには、へんな癖が付いたりするマイナス面もあるので、慎重にお互いの足に鍼を刺すことを繰り返していきます。
 
写真:ケンが鍼を刺すところ。緊張!!。
ちなみに患者さん役(刺され役)はリラックスしやすいように最初は寝ています。
 
写真:チヅルがマサエさんに刺しているところ。
こちらの写真では、刺され役のマサエさんが体を起こしています。これはチヅルの鍼の構え方や姿勢に無理がないか、見て確認する爲。刺されるほうにも役割がちゃーんとあります。
 
4月からの約半年。他校の1年生だったら、すでに鍼を刺すのが当たり前の時期かもしれませんが、しっかりと基礎を確認してきた本校では、ここから急速に授業が展開していきます。早く鍼が刺したくて仕方なかった学生さん達は、刺すことが楽しくなってくるので、授業にもますます集中して身が入ります。あっというまに授業が終わってしまいまーす(笑)