東洋医療総合学科Blog

ダイワニャンとトウホウシンキ君

2013年05月01日大希のつぶやき

ダイワニャンとトウホウシンキ君はうちの臨床教育専攻科の2年生です(-_-)。
 
二人は東洋医療総合学科のときのクラスメイトで、ともに進学の道を選びました。私が何かアドバイスした記憶がないので(笑)、自分達で考えて進路を決めたのだと思います。
 
私が東洋医療総合学科で実技を教えるのは1年生の鍼灸基礎実技だけです。基礎を身に付けるというのは大変なことで、ここでコケると、鍼灸師としてコケると言っても過言では無い。ちょっと偉そうに言うと、1年生に実技を教えるのが一番難しい。だから私が教えている(笑)
 
彼らは1年生の頃、当然、私に基礎を教わって、国家試験に合格して鍼灸マッサージ師になって、学校に通いながらアルバイトで臨床もやっているようです。
 
そんな二人が、昨年3年ぶりに私の授業を聴講しました。
 
臨床教育専攻科の学生さんの特権の一つですが、自分達の授業がない夜間の時間帯の、東洋医療総合学科(Ⅱ部)の授業は、許可を得ると聴講できます。もちろん、ただの見学ではないですので、我々にこき使われます(笑)。授業の準備から、ペアのいない学生さんの相手になり、鍼を刺され、灸を受けます。もちろん、聴講生たるもの遅刻欠席は許されません。授業の手伝いをしても、バイト代も出ません。本校の基礎実技は1年間に100コマ以上の授業が組まれており、効率よく学べるように一定間隔で週に2回授業があります。
 
よくまー、もんくの一つも言わずに聴講していたなーと思います。
 
昨年から新カリキュラムになった東洋医療総合学科の授業。よって初めて行わる2年生の授業。そこに二人は今年もいます。
 
今年は弁当代程度のバイト代が出ています(笑)。教員の手伝いとして正式に参加。弁当代につられて出たのか…(笑)。
 
そんな2人の通う臨床教育専攻科では教育実習がいよいよGW明けに2週間行われます。ダイワニャンは四国の鍼灸学校へ、トウホウシンキ君は都内の学校へ2週間お世話になってきます。
 
たっぷりもまれて帰ってきてほしい。
 
鍼を持った経験もない二人の青年が鍼灸学校の門を叩き、国家試験に合格し、臨床と教育の道を歩み始めている。二人の成長を見守るのは、先輩鍼灸師として、この上ない楽しみです。花道と流川を見守る安西先生の気分ですね(笑)
 
 
※説明するまでもなく、ダイワニャンとトウホウシンキ君は渾名です(笑)。ダイワニャンは本名の訓読み+ニャン、トウホウシンキ君は講師の先生に突然呼ばれ始めてからです(笑)。