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【鍼灸マッサージ師】海外で働く卒業生~世界を旅する豪華客船で鍼灸治療をしています②~

2018年10月01日広報室より

海外で活躍する東洋医療総合学科の卒業生をご紹介しています!
前回ご紹介したのは、世界を旅する豪華客船で鍼灸治療を行う、東洋医療総合学科・臨床教育専攻科 卒業生の岩清水さんです。
 >>>海外で働く卒業生~世界を旅する豪華客船で鍼灸治療をしています①~
インタビューレポート②が届きましたのでご紹介します!
 

Q.船の上では、どのようなスケジュールで過ごしていますか?1日のスケジュールを教えて下さい。
A.船での仕事は、ゲストの乗船日、移動日(Sea day)、着港日(Port day)によって少し仕事内容が変わります。
移動日はゲストは1日中船にいるので1番忙しい日なので、今回は移動日のスケジュールにフォーカスして説明します。

<1日のスケジュール>
7:30 仕事開始(SPAチームミーティング)
8:00-9:00 治療
10:00 セミナー
11:00 無料相談(セミナーで鍼灸に興味を持った方たちに鍼灸を勧める)
12:00 ランチ
13:00-14:00 治療or無料相談
15:00 セミナー
16:00-20:30 治療or無料相談、仕事終了
20:30- 自由時間、ジムで筋トレ、夜ごはん、クルーバーでお酒飲む、など
23:00(24:00)- 就寝

大まかですがだいたいこのような流れになります。
客船で仲間と

Q.船ではどのような症状の方が鍼治療に来られますか?
A.船ならではですが毎回必ず数名のゲストが船酔いの治療を求めてきます。
船には様々な人種のゲストがいますが、だいたい30代~80代の白人の方たちが治療を受けに来ます。
疾患は様々ですが、首肩こり、腰痛、頭痛、関節炎、痛み、手術後の痛みなどが多いです。

Q.豪華客船の鍼灸師に必要なことは何でしょうか?
A.これはズバリ営業力です。
そもそもゲストは豪華客船で鍼灸を受けよう!と自発的に治療を受けに来ません(船酔いの方は別ですが)。
なので、セミナーを開いて興味を持ってもらい無料相談などをして治療につなげます。
もちろん英語力は必須ですが、拙い英語でもやる気とガッツがあれば気持ちは伝わるのでなんとか乗り切れます。
やる気、元気、営業力!

Q.ちなみに…船の上での食事や寝るところ、船の中での楽しみ、寄港した際に船から降りて何してますか?
A.食事は基本的にバイキングです。色んな国の料理がありますが、毎日バイキングなので流石に飽きます(笑)
鍼灸師は船ではドクター扱いなので、個人部屋を与えられます。
船では仕事によって階級があり、オフィサー、スタッフ、クルーと3段階に分けられていて、鍼灸師はオフィサーになります。
オフィサーのみ個人部屋を与えられるので他のスタッフに比べるとかなり快適な生活を送れます。
船の中での楽しみはクルーパーティーやイベントがたくさんあるのでみんなはっちゃけてます。
僕の船は無人島やビーチに行く機会が多い船なので基本的にビーチで寝るくらいですかね(笑)
パーティーの様子 個人部屋

Q.これから豪華客船の鍼灸師を目指す人へ一言お願いします!
A.仕事自体は想像していたよりも大変ですが、働きながら世界各地へ行けるこの仕事はとてもやりがいがありますし、大変な分とても楽しく充実した日々を送れます。
やる気と根気さえあればチャレンジしがいのある仕事なので興味ある方はぜひ!
客船で仲間と2

 

お忙しい中、質問に答えてくださりありがとうございました。お身体に気をつけて航海を続けて下さい!

今年で創立65年を迎える東京衛生学園には、さまざまなフィールドで活躍する卒業生がいます。
鍼灸マッサージ師の資格を目指す方は、ぜひ一度ご来校ください!

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