トップページ 4つの学科 鍼灸あん摩マッサージ指圧 学校|東洋医療総合学科トップ 東洋医療総合学科Blog 【東洋ブログ 大希のつぶやき】1年生の授業の様子その3 お灸2回目と3回目。
東洋医療総合学科Blog
【東洋ブログ 大希のつぶやき】1年生の授業の様子その3 お灸2回目と3回目。
2020年07月07日授業の様子
7月に入って蒸し暑い日が続いております。1年生の授業はお灸がひと段落を終えて、鍼に入っておりますが、ここまでのお灸の進行を見てみましょう。
お灸の授業は2回目で点火(てんか。お灸に火をつけること)に入ります。
竹の上に紙を置いて輪ゴムで固定してます。その紙の上にお灸を作って置いて火を付ける、を繰り返します。トシエさん(写真右)の体が左(写真だと手前)に傾いています。

ミチも前かがみすぎ。腰痛になりそう(笑)

リカは超低姿勢に(笑)

前から見るとこうなります。

エリちゃんはだいぶ良いけど、それでも左(写真だと手前)に倒れているね。

再び、ミチを見てみると、隣のユウと比較して前&左(写真向かって右)に倒れているのがわかる。

再び、リカ&コスズの二人。二人とも倒れそうなくらい前に(笑)

はい、ってことでお灸の実技2回目は点火の仕方を紹介したのですが、姿勢はバラバラだよね。このままだと鍼灸師になりたいのか、肩こり腰痛になりたいのか分からなくなる(笑)。しかし、ここはグッと我慢して姿勢についての指導や注意はしません。それよりも、前回の授業で習った小縒りから上手に円錐のお灸が作れるか、そして同時に反対の手でお灸をちぎって置いて火を付ける、ができるかどうかが重要。
教えるのが上手な先生は、言いたいことがあっても我慢できる人です。なんでもかんでも目にしたことを一々注意する先生は、私に言わせれば自己満足で生徒の上達具合を予測できない人です。まー、もっとも、この2つに分かれるところにくる(成長する)だけでも、実技指導の先生というのは大変なのだが。
で、ここから次の授業の様子。つまりお灸の授業3回目。

はい、アリス良い感じー。両手動いて姿勢良し。

はい、コスズも良い感じー。両手動いて姿勢良し。

シモちゃんも良い感じです。両手動いて姿勢良し。

こんな感じで3回の授業でここまでサマになります!
コロナ騒ぎで学校が始まったのが2か月遅れだからってことではないですが、限られた時間を無駄にしないように効率よく指導をしていくと、つまり「教え方次第」で学生さんの技術はどんどん上がるのだ。もちろんそこには、練習してくれる学生さん自身のやる気があってのことだが。
ってことで、現在1年生は東京衛生学園伝統のお灸の宿題がついに始まり、2、3年生同様に1週間に200壮のお灸を最低こなしている状態です!次回はいよいよ鍼の様子を見ていきましょう。