東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】3年生の顔面刺鍼

2020年07月08日授業の様子

東京衛生学園専門学校の鍼灸実技は大きく「基礎」と「応用」に分けられる。
「応用」は「基礎」の上にある内容なので、授業は2年生から始まり、主に3年生の授業で行われる。
では、「基礎」が1年生かというと、そこが他校との大きな違いだろう。東京衛生学園専門学校における「鍼灸基礎実技」は、鍼灸師になる為の基礎としての位置づけなので、1年から3年まで3年間設けられている。
そんな3年生の「鍼灸基礎実技」の授業で顔面部の刺針をおこなった。近年、「美容鍼灸」の名前で顏へ鍼をしている画像がよくネットで見受けられるが、顔面への鍼は様々な疾患の治療に用いられる。
カワグチ君がカナベさんに刺鍼中。


鍼を抜いているところ。出血してますね。顔面は細かい血管が多いので、身体の中でも出血しやすい部位の一つです。


ナナセ(笑)


(笑)。自分で刺してみた。鏡見ながら。ほうれい線と眉間の皺に。


さて、同じ内容を数日後に夜間部(2部)でも行いました。


トモ。刺されている時に笑うと顏が痛いよ(笑)


刺された後のアイちゃん。はい、かわいいよー(笑)


ン?一番奥に黒い靴下の学生さん?


ん??刺されているこの方は…。


これはー!


はい、みんな大好きファンキーこと高橋雅明先生です!授業準備で学校にいらしたのですが、授業をのぞきにきてくれました。で、そのまま体験したいと。この後、先生とは顔面部の鍼について話が盛り上がりました(笑)


顔面部の鍼は、美容だけでなく、顔面神経麻痺や三叉神経痛といって顏の症状はもちろろんのこと、頭痛や精神面へのアプローチ、そして眼精疲労や鼻のつまりなどの花粉症、そして腰痛から股関節の症状、そして泌尿器系まで非常に多くの症状に使えるツボが多いです。美容効果(顏の)にしか注目しないのは勿体無いです。

3年生は一回デモ見せると、あとはパパパパっと同じことが出来ちゃいますからね。授業も楽ちんです(笑)これも、1年生からの基礎の積み重ねがあってだけどね。