東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】コロナな今鍼灸師になる意味①

2021年03月10日大希のつぶやき

昨日で今年度の授業が終わった東京衛生学園専門学校。
学生さんは今日から一応春休みです。一応というのは、再試験があったりするからねー(笑)。


さて、今年度を振り返ってみて、本当我々鍼灸関係者もコロナに振り回された一年だったと思います。
校内ではマスクの着用や消毒が言われ、本校の入り口にもハイテクなやつが設置されました。
本校では座学の授業はオンラインが導入され自宅で学習できるようにもなりました。

写真はオンライン動画の音声入力中の渡邉。私に気づき、ビックリして録音失敗に(笑)


コロナに感染しないように、ということに目が向けられるのは分かるのだが、最近何かと話題のワクチンは、感染後の重症化を防ぐ目的があるようです。

全国の学校(鍼灸学校を含む)でクラスターが発生したり、PCR陽性者が出たと言って休校を余儀なくされていたようですが、本校の東洋医療総合学科ではお陰様で一人も感染者が出ることなく年度を終えることができました。


何故か。

それは鍼灸を受けているからです!
あっ、もっとも科学的にー、とかそんな簡単に証明できるものはないですよ。

本校の2、3年生は実技授業の内容上、週に何度も鍼灸を受けることになります。
でも、1年生は入学した6月の段階では(コロナで2か月授業開始が遅れたからねー)、まだお互いに鍼灸をできる状態ではなかったので、セネファさんのせんねん灸を使って、週に3回ある実技授業の開始前に、あるツボに施灸をしていました。で、授業も進行してお互いの体にお灸ができるようなった10月以降からはモグサを捻ってお灸をしてました。


このツボ、私が古今東西の文献から割り出した至極の1穴です(笑)。
しかもお灸するのは左側だけ。
腕の未熟な1年生も簡単にお灸ができるのも特徴です。

コロナはインフルエンザといっしょで、いつどこで感染するかわかりません。
感染しない工夫だけでなく、感染しても負けない体を維持することを鍼灸では得意としてます。
こんな時だから、健康にいつも以上に気にする時だから、今鍼灸師になってみるというのはどうだろうか。

つづく